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暗殺３７ ページ37
「あれ、カルマって蒼波さんのこと好きなのかと思ってた」
口を開いたのは、磯貝 悠馬だった。
「え、Aちゃん？」
蒼波の名に反応したのか、赤羽は思わず磯貝の方を見た。
「違うならごめん！ほら、唯一名前で呼んでるし…好きなのかなーって」
磯貝は突然の視線に動揺したが、慌てて理由を述べる。
普段の様子、２人でいるときの様子などを元に彼なりにその答えに辿りついたようだ。
「さぁ…分かんない」
あっさりとした答え方だった。
全員ポカンと呆気に取られた顔だった。
「わ、分からないってどういうこと？カルマくん」
その沈黙を破ったのは、潮田だった。
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作者名：彗 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時：2015年3月15日 2時
