スノ担、マネになる。3

♯115 「SnowMan」 ページ15

ー
『雪襠side』




部屋に戻った私たちは

話し合いを続行した




阿部「やっぱりAさんはここにいて？

　 熱くなっちゃったら止められる人

　 Aさんしかいないからさ」




雪襠「うん、わかった。」




さっくんは目をアイシングで冷やしながらも

さっきよりはだいぶ落ち着いたみたいだった




深澤「俺はね、昨日の夜

　 照とAさんと話してて、

　 思ったことがあってさ。



　 俺たちにとって、ファンの人達にとって

　 1番大事な目標って

　 やっぱり、デビューだと思ってる。



　 みんなが SnowManを守りたいと思うように

　 俺も SnowManを守りたい。


　 それが、どんな形であっても

　 SnowManがデビューするってことは

　 揺るがない目標で、

　 ファンの人達のためにも

　 叶えなきゃいけない夢だと思うから。




　 加入することで、それに近づくのであれば

　 俺は加入を受け入れる。



　 加入しても、6人じゃなくなっても

　 SnowManが今までしてきたこと

　 積み重ねてきたことは

　 ファンの人達はちゃんと見てくれてるし

　 6人の SnowManへの気持ちも

　 変わらないし、変えない。



　 ただね、

　 この先の見えない現状を

　 何かがきっかけで変わるとすれば

　 俺は、今なんだと思う。

　
　 これはチャンスなんだと思う、

　 そう思いたいだけなんだけど、

　 でも

　 これをチャンスにするかどうかは

　 俺たち次第なんだと思うよ。」



佐久間「、、、。」



深澤「さっき、佐久間が言ってくれたでしょ？

　 自分達でどうにかしようって

　 きっかけを自分達で作ろうって。」



佐久間「、うん」



深澤「俺もずっとそう思ってた。

　 自分でなんとかしなきゃって

　 自分がやらなきゃ、頑張らなきゃ。


　 それは、みんな同じで

　 それぞれが思ってて、

　 それぞれが背負ってて、

　 それぞれが自分を追い込んでて、、

　 いつのまにか

　 そこから抜け出せなくて

　 自分でなんとかしようとしてた。



　 けど、それじゃ多分ダメなんだよ。



　 SnowManが変わらなきゃ、

　 俺たちが変化を求めなきゃダメなんだと思う。



　 変わるもがあっても

　 変わらないものもあるし、

　 変えたくないものもある。




　 だからこそ、

　 これは俺はここで

　 勇気を出して一歩踏み出すべきじゃないかって

　 思うんだよ。」

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