スノ担、マネになる。2

♯83 「雪襠さん」目黒side ページ33

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『目黒side』



スタジオでの撮影を終えて事務所に戻ると

ちょうど出て行こうとするAさんに会った



目黒「久しぶり、Aさん」


雪襠「目黒くん！久しぶり！！今日は仕事？」


目黒「うん。

　 FINEBOYSの専属モデルになって、

　 はじめての撮影だった。」


雪襠「そっか、、この時期なんだ、、」


目黒「ん？」


雪襠「ううんっ、なんでもない！

　 はじめての撮影どうだった？」


目黒「んー、、モデルって難しい、、。」


雪襠「そっかぁ、。」


目黒「そぅだ、Aさんさ、もうお昼食べた？」


雪襠「ううん、まだだけど、」


目黒「一緒にどう、？」


雪襠「目黒くんと、？」


目黒「うん」


雪襠「2人で？」


目黒「うん、、だめ？」


雪襠「ダメじゃない、！」


目黒「よかった、近くにチーズ専門店があって

　 ずっと行きたかったとこなんだ！

　 チーズ嫌いじゃなかったらなんだけど、」


雪襠「全然、大丈夫！！」


目黒「良かった！

　 じゃあ近いし、歩いて行く？」


雪襠「そうだね、」



Aさんと歩きながらお店を目指す



目黒「俺変装とかしなくても全然バレないんだよw」


雪襠「バレたいの？w」


目黒「ちょっとだけねw」


雪襠「わかる気がするw」



お店に着くと奥の個室に入れてもらった



目黒「ラッキー！！いつも個室空いてないのに、」


雪襠「人気なんだね、このお店」


目黒「うん。予約も埋まっててさ、

　 行き当たりばったりでくるしかないの」


雪襠「へー、、」


目黒「俺ね、ずっとこれが食べてみたかったんだよ

　 シカゴピザ！」


雪襠「うわぁ！美味しそう！！」


目黒「シェアする？他にもなんか頼もうよ」


雪襠「うん！」



Aさんと2人なんて緊張するかなって思ったけど

全然そんなことなくて

俺とAさんの話は、驚くほど弾んだ



目黒「俺、漁船動画見るの好きで」


雪襠「え、はまゆうさんとか？」


目黒「え？！知ってんの？！」


雪襠「漁師飯がおいしそうでさ、、」


目黒「わかるぅ、、w」


雪襠「漁船乗ってるのかっこいいよね」


目黒「まじかっこいいよね、

　 あと、あのめっちゃ食べまくるやつw」


雪襠「暴飲暴食のやつね！w」


目黒「そうそうw

　 これさ、俺ら以外の人聞いても

　 全然面白くないよねw」


雪襠「ここまで共感してくれる人はじめてw」


目黒「俺もw」

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