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佐久間「大丈夫、きっとなんとかする。」
『でも、、わたしがここを去れば、みなさんが揉めることはないですよね、』
佐久間「、、そんなこと、考えなくて良い。」
『でも、』
佐久間「君がここに来たのには、きっと意味があるんだと思うよ。それに、俺たちが揉てるのは俺たちの問題でもあるんだ。だから、気にしなくて良いよ。」
『それは、、陰陽師との、その、、。』
佐久間「あぁ、聞いたんだね。何があったのかは詳しく聞いてないんだろ？」
『はい、』
佐久間「そうか。」
『大介さんは、、わたしのこと、、』
佐久間「いて欲しいと思ってるよ。」
『、、どうしてですか？』
佐久間「え？」
『わたしがみなさんの立場なら、、わたしならそばに置いておきたくはないです。』
佐久間「、、似てるんだ、俺の妹に。君が。」
『妹さん？』
佐久間「あぁ。あんなことがなければ今も一緒に入れたかもしれない、。」
『、、妹さんは、今どこに？』
佐久間「、、、死んだんだ。」
『えっ、、』
驚いて大介さんの顔を見ると、月を眺めている大介さんの横顔は儚げでそれでも綺麗で。今にも透けて消えてしまいそうに見えた。
佐久間「もう、会えない。」
『、、、。』
佐久間「でもね、君に初めて会った時、迷子になった妹を見つけた時のことを思い出したんだ。
不安そうで、怯えていて、泥だらけで、俺の顔を見て少し驚いるような顔をして。
妹が死んだ時、俺は大切な人を守れるようになりたいと思った。時代の波に押されて、権力に逆らえずにその波に飲まれていく人たちを守れる人になりたかったんだ。だから俺は、、、。」
『、、大介さん、？』
佐久間「あぁ、ごめんよ。もう部屋に戻りな？ちゃんと体を休めたほうがいい。」
『はい、、』
大介さんはその場に立つとわたしの頭にポンと手を置いて部屋で寝ているマタタビを見てふっと微笑むと来た道を戻って行った。
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スヒョン(プロフ) - m.mさん» コメントありがとうございます！頑張って編集した甲斐がありました。お話も随時更新していくので読んでくださると嬉しいです！ (9月7日 12時) (
レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
m.m - 今回の動画胸熱すぎました！何回もリピしてます！小説も動画も更新楽しみにしてます！ (9月6日 20時) (レス) id: c7ba4a52f7 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - くみさん» くみさんコメントありがとうございます😊少しずつみんなの過去が明らかになってくるので読んでいただけると嬉しいです。 (6月12日 15時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！毎回楽しみに読ませて頂いております！皆さん悲しい過去を背負って生きてきたのですね｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡ (6月11日 21時) (レス) id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2023年6月8日 13時
