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♯34 ページ34


『雪襠side』



深澤「本当は照って可愛いところあるんだよ。」


雪襠「知ってます、」


深澤「え?」


雪襠「え?(やらかした)」


深澤「前から気になってたけど、

  俺たちのこと前から知ってた?

  本当にファンだったとか?」


雪襠「(それはもう、ずいぶん未来のことですが、)」


深澤「?」


雪襠「いえいえ!皆さんのことは、

  だいぶ勉強しましたので!」


深澤「そっかw」


目を細めて笑う深澤さんは

「じゃあ、俺支度してくる」と言って

岩本さんの後を追いかけて行った



目黒「雪襠さん、」



すれ違う深澤さんたちを若干横目で追いながら

声をかけて来た目黒さん



目黒「今、いいですか?」


雪襠「うん、どうしたの?」


目黒「いや、、その。

  お礼を言いたくて。」


雪襠「お礼?」


目黒「稽古の時、言ってくれたじゃないですか、

  「目黒くんは必要だ」って。」


雪襠「あ、、はい。」


なぜか敬語の目黒くんは、

パチパチと瞬きをしながら


目黒「俺、こういうのはちゃんと伝えようと思ってて、

  言葉にしないとわからないことってあるから。」


雪襠「、はい、。」


目黒「あの時、、すごい、救われたっていうか、、。

  俺、今年までやってダメだったら、

  ジャニーズ辞めようかって思ってて。」


雪襠「え、、」



あ、でも、聞いたことある。

「目黒はいらない」って言われてから

期限を決めたんだっけ。



目黒「でも、滝沢歌舞伎に出させてもらって、

  雪襠さんに会って、「必要だ」って

  そう言ってもらえて。


  あん時、ほんとは泣きそうになるくらい

  凄い、、本当に嬉しくて。


  だから、精一杯頑張ろうって。

  今年いっぱい、ですけど、、」




そんなの、、絶対だめだ。




雪襠「ダメだよ、辞めたら。」


目黒「え?」


雪襠「これからなんだよ、目黒くん。

  これから変わっていくんだよ。

  もう誰にも、"目黒はいらない"なんて

  そんなこと言わせないように。

 
  "目黒蓮にしかできない"って

  みんなが絶対思うから!


  目黒くんをみんなが見つける時が

  絶対来るから、、


  だから、辞めるなんて、

  言わないで、、。」



驚いた顔の目黒くん、

語りすぎた、、引かれたかな、


目黒「俺、、「目黒は要らない」って言われたの

  雪襠さんに話しましたっけ?」



しまった、、、。

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スヒョン(プロフ) - 檸檬飴さん» 檸檬飴さん。嬉しいです、ありがとうございます🥹 (1月5日 18時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬飴 - #18の最後のしょっぴーが好きすぎる。 (1月5日 5時) (レス) @page18 id: 4d55d03a31 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん!嬉しいです😆 (2023年4月8日 15時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お疲れ様です。すっかり気に入ってしまい、読み返してまーす。 (2023年4月8日 14時) (レス) @page50 id: 5509e57c8a (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - りんごチョコポップコーンさん» コメントありがとうございます!!嬉しいお言葉✨感激です! (2023年3月10日 20時) (レス) @page47 id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スヒョン | 作成日時:2023年1月18日 13時

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