スノ担、マネになる。 (ページ24)

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♯24 渡辺side ページ24

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『渡辺side』

ふっかともギクシャクして

佐久間も阿部も、涼太も

俺と距離がある気がした

でも、どうでもよかった

俺は間違ってないって

そう思ったから。

けど、

雪襠「わたしはSnow Manのマネージャーだから」

あれは、中途半端な覚悟なんかじゃないって

わかってるからこそ認めたくなくて

その日の稽古終わり

深澤「雪襠さん、本当にごめんね。

　ノートどうなった？」

雪襠「乾かしてみたんですけど、

　字が滲んじゃってて、ダメでした、」

深澤「そぅか、、」

雪襠「あ、でも！

　中身は全部頭に入ってるんで、

　問題ないです！」

深澤「、、、。」

雪襠「深澤さん、ほんと、気にしないでください。

　たしかに、ちょっと、悲しかったけど、

　こう、、もっと頑張らないとって

　喝入れてもらったと思えば！」

深澤「ほんと、ポジティブだよねww」

遠くから見える二人の顔は

俺の前では絶対にしてくれない表情で

渡辺「まぁ、、当然だよな。」

帰り支度をすまそうと着替え始めると

宮舘「翔太、これ」

涼太が手に持っていたのは

クシャクシャになった紙と

メモ書きみたいなもの

渡辺「なにこれ、」

宮舘「さっきの、ノートの。

　ここ、翔太のところ

　読めるところだけ書き出しといたから」

渡辺「え、、」

宮舘「あとそのノートのページ

　雪襠さんに返しておいて」

渡辺「え、なんで俺がっ、」

宮舘「翔太、これは俺からのお願い。

　ちゃんと読んで、

　ちゃんと返して。」

渡辺「、、、。」

宮舘「じゃあ、また明日。」

渡辺「おぅ、」

ノートはぐちゃぐちゃになってて

所々読めるけど

文字がびっしり書いたあったせいで

全体がぼやけてわからない

メモを見てみると

ほんの一部って書いてあるけど

メモにはびっしり書いたあった

しかも

渡辺「もっと悪口とか書いとけよ」

ぐちゃぐちゃになった紙にも

隙間なく書いてある

渡辺「なんなんだよ、もう、、」