スノ担、マネになる。 (ページ23)

今日:39 hit、昨日:181 hit、合計:895,236 hit

♯23「嫉妬」ページ23

ー
『雪襠side』

雪襠「え、、？」

渡辺「何が言いたいの、」

深澤「嫉妬してんでしょ、目黒たちに」

渡辺「は？！俺が？！ちげぇし！

　今の話聞いてなかったのかよ！」

深澤「聞いてたよ。

　だから言ってるんじゃん。

　翔太だって雪襠さんのこと

　認め始めてるんじゃないの？

　最初に言ったことがあるから

　引っ込みが効かないだけで、」

渡辺「違うって！！勝手なこと言うなよ！

　俺はこいつの無責任さに腹が立つだけだって！」

ポケットに入れていた手を出しながら

わたしを指差してこっちに歩いてくる渡辺さん

渡辺「勘違いすんなよ？

　俺はお前を見てるとイライラすんだよ、

　メンバーと仲良くなったつもりで

　ヘラヘラ笑いやがって、」

深澤「翔太！」

渡辺「これだって、俺たちの気を引くための小道具だろ」

　バンッ！！！！！！

わたしからノートを奪って机に叩きつけた

その拍子に机に置いてあったお茶が倒れて

思いっきりノートにかかってしまった

雪襠「あっ、、、」

渡辺「っ、、」

深澤「翔太！何やってんだよ！」

深澤さんが渡辺さんからノート奪うおうとして

渡辺さんが抵抗して引っ張った結果

ずぶ濡れになって脆くなったノートは

ビリッ、、、

盛大に破れてしまう

深澤「あっ、、雪襠さん、ごめんっ、、

　ほんとごめん、なんとかするから」

雪襠「大丈夫ですよ、深澤さん、

　どうせ、大したこと書いてないですから」

深澤「いや、、そんなことっ、」

雪襠「渡辺さんの言う通り、

　自己満足で書いてるだけですから、」

深澤「翔太、、」

渡辺「なんだよ、」

深澤「翔太も謝って」

渡辺「、、いやだ」

深澤「いつまでそうやって子供みたいに

　わがまま言うの？！」

渡辺「ふっかまでこいつの味方なのかよ」

深澤「だから、そう言うんじゃないって」

渡辺「だってこいつがいなかったら

　こんなギクシャクしてないだろ！」

深澤「いや、してたよきっと、

　翔太がずっとそんな態度なら

　いつかはこうなってた。」

渡辺「じゃあ全部俺のせいだってことかよ」

雪襠「、違う。」

深澤「、、雪襠さん、」

雪襠「、、渡辺さんのせいじゃない。

　本当にわたしのせいかもしれない。」

わたしのせいで、仲が悪くなって

ずっとこのままだったらってどうしようって、、

雪襠「でも、辞めない。

　わたしはSnow Manのマネージャーだから。」