スノ担、マネになる。 (ページ16)

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♯16 「パーセント」宮舘side ページ16

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『宮舘side』

新しいマネージャーになった雪襠A

一週間経って分かったこと。

彼女は俺たち一人一人の魅力を

見極めてくれる人。

照のこともそうだったけど、

町田さんに聞いて知ったこと。

俺には踊りには個性があって

でも、そこがいい。宮舘さんらしい。

ファンの人はそう言うのが見たいと言ってたって

町田さんが、不思議そうに言っていた。

町田「まるで、ずっと前から

　 SnowManのことを知ってるみたいなんだよね」

それを聞いて、

初めて彼女に会った時の態度を反省した。

彼女は、SnowManにとって

滝沢くんが示してくれた道標かもしれない

大袈裟だけど、そんなようにも感じた。

こう言う時の俺の勘はよく当たる。

佐久間「あと10分で休憩終わるけど、

　翔太帰ってこないね。」

阿部「あ、帰ってきたみたい」

佐久間「またなんか険しい顔してる」

宮舘「翔太、どうしたの？」

渡辺「、、別に。」

宮舘「なんかあった？」

渡辺「なんでもねぇって。」

宮舘「もしかして、雪襠さん？」

翔太はわかりやすい。

幼馴染なんだから、

翔太が何考えてるかぐらいわかる。

佐久間「なに？雪襠さんがどうかしたの？」

宮舘「翔太？」

渡辺「、、階段、」

顔を顰めてそう言った翔太は

渡辺「涼太、」

宮舘「わかったよ。」

何したか知らないけど、

こう言う時は俺の出番。

最初から、ちゃんとわかってるんだよ。

スタジオを出て

屋上に行く階段に行くと

小さくなって泣いてる雪襠さんを見つけた

そうだった。

彼女はいきなりこの業界に来て

滝沢くんの一言でSnowManの担当になって

マネージャーになってまだ一週間。

しかも俺たちより年下で、

いろんなもの抱えてるのは

俺たちだけじゃないんだよな。

宮舘「大丈夫？」

雪襠「宮舘さんっ、」

声をかけると

驚いたように振り返る

宮舘「翔太になんか言われた？」

雪襠「そう言うわけじゃなくて、、

　なんか、、悔しくて、、」

宮舘「悔しい？」

雪襠「岩本さんも、渡辺さんも、

　言ってること正しいです。

　わたしは、中途半端で、自分の言葉や行動にも

　いちいち不安になるし、。

　もっと、、どっしりした

　マネージャーになりたいです、、」

宮舘「、、ははっww」

雪襠「えっ、なんですかっ？」

宮舘「いやぁw それだけ思えるなら大丈夫でしょw

　充分強いと思うよ」

雪襠「はぁ、、、？」

宮舘「休憩終わるから、行こうか？」

雪襠「はい、、」