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【朝日side】
百井「は？なんて言った？」
朝日「だから、別の人に勉強教えてもらってって言われたんだよ」
百井「なんでよ」
朝日「いや、、嫌だったんだよ。俺に勉強教えるの。」
百井「何言ってんの？違うから」
朝日「え？」
愛菜は呆れたようにため息をつきながらそう言う。
百井「どうせ言われてそのまま「わかった」って引き下がってきたんでしょ」
朝日「いや、だって、」
百井「もー！全然わかってない！」
朝日「なんでだよ、迷惑かけらんないだろ」
百井「本人たちの問題だから、今まで言わなかったけど、春は白川さんの事好きなんだよね？」
朝日「えっ、なんで、」
百井「わかるに決まってるでしょ、何年の付き合いだと思ってんのよ」
朝日「いや、、でも、白川さんは俺のことなんて、」
百井「出た出たネガティブ！！いい加減にしてよ！」
朝日「何そんな怒ってんだよ、」
百井「白川さんにちゃんと言った？」
朝日「な、なにを、」
百井「自分の気持ちだよ！白川さんといる時間が楽しかったとか、英語を少し好きになれたとか、放課後の時間が楽しみだったって。入学式の日に一目惚れしましたって、言ったの？！」
朝日「なんでそんなことまで分かんの、、」
百井「幼馴染舐めんな、この鈍感男！」
朝日「口悪いな」
百井「ちゃん言いなよ、振られたとか被害者ヅラする前に、もっと一緒にいたいって、ちゃんと伝えて来なよ！顔に似合わず女々しいんだから！」
朝日「うるせぇよ、、」
百井「ほら！行ってこい！振られたら、骨は拾ってやる！」
朝日「、、ほんと、お前も顔に似合わない性格してんだろ」
百井「うるさい！さっさと行く！」
朝日「、、分かったよ」
土砂降りの中を走って向かう。
白川さんの家がどこかはわからない。
でも、途中までなら、
あの日、入学式の日の、あの場所までなら分かる。
少し霧がかった空気のなかで、彼女の後ろ姿が見える。
呼び止めて、驚いてよろけた彼女を支える。
朝日「俺さ、ちゃんと言っとかなきゃと、思って、、」
白川「え、」
朝日「教えてくれて、ありがとう。おかげでわかるようになったし、少し英語好きになれた。」
白川「うん、、」
朝日「あと、覚えてないかもしれないけど、入学式の日にここで会ってから、白川さんのこと、、」
そこで初めて、彼女の顔を見て驚いた
朝日「え、まって、なんで泣いてんの、？！」
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スヒョン(プロフ) - ゆみーるさん» ゆみーるさん、ありがとうございます！更新頑張ります！ (4月23日 3時) (
レス) @page49 id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみーる - 続き楽しみにしてます! (4月20日 23時) (レス) @page46 id: 9521a509ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年3月7日 0時
