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【朝日side】
白川さんに勉強を教えてもらってから３日目の放課後。
百井「春！一緒に帰ろー」
朝日「部活は？」
百井「今日は休み、」
朝日「そっかぁ。悪いんだけど、一人で帰ってくれる？」
百井「え？なんで？」
朝日「白川さんに勉強教わってんだよね。」
百井「なんで白川さん、？」
朝日「学年一位だから？」
百井「ふーん、、そっか。わかった、じゃあまた明日ね。」
朝日「気をつけて帰れよ」
百井「はーい」
前の席に座っている白川さんは、一瞬こちらをチラリと見て目を逸らす。
朝日「白川さん、あのさ」
白川「あの、今日はわたし用事があるから、教えられない。ごめん。」
朝日「え、あ、そっか。わかった。塾かなんか？」
白川「うん、、まぁ、そんな感じ、」
朝日「わかった、」
俺は窓から身を乗り出して、去っていく百井に向かって少し声を張る。
朝日「百井ー、ちょっと待ってて！一緒帰るからー」
百井「本当？、勉強は？」
朝日「いいから、待ってて、」
百井「はーい！」
朝日「白川さん、じゃあ、また明日ね！」
白川「あ、、うん、」
白川さんを教室に残して、百井の元に向かった。
百井「どうして急になくなったの？」
朝日「白川さん塾なんだって」
百井「そっかぁ、流石学年一位だね、」
朝日「だよなぁ。」
百井「春は頭はいいけど、英語だけはできないもんねー」
朝日「うるせぇw 愛菜も数学全然でしょうが」
百井「春よりはマシだもん。なんなら学年3位のわたしが教えてあげてもいいよー」
朝日「教えるのとか下手そう」
百井「失礼な！」
家が隣同士の俺たちはよく一緒に帰る。
小さい頃よく迷子になる愛菜を心配して、できるだけ一緒に帰るようにと、親とも約束したからだ。
白川さんに教えてもらって、成績が安定すれば、親にも心配かけずに済むかもしれないな。
そう思っていたのに。その翌日。
白川「やっぱり、わたしじゃなくて、違う人から教わってもらった方がいいと思う。」
朝日「え？なんで？」
白川「うまく教えられてるか分からないし、朝日くんも、仲のいい人から教えてもらった方が気が楽だと思うんだよね、だから、、」
そこまで言って、白川さんは口籠もってしまう。
朝日「やっぱ、迷惑、、だったよね？」
白川「え？」
朝日「塾とか、自分の勉強もあるのに、ごめんね。先生には俺から言っとくから、」
白川「、、、うん、」
白川さんは顔を伏せて逃げるように俺から離れていく。
なんで急に、、
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スヒョン(プロフ) - ゆみーるさん» ゆみーるさん、ありがとうございます！更新頑張ります！ (4月23日 3時) (
レス) @page49 id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみーる - 続き楽しみにしてます! (4月20日 23時) (レス) @page46 id: 9521a509ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年3月7日 0時
