「稽古」 ページ38
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『You side』
劇団☆新感線さんからのオファーを受けると、一気に雑誌の仕事が舞い込んできた。
あっちゃん曰く、それだけ大きな影響力があると言うことらしくわたしもそれを日々実感していた。
朝はYouTubeの撮影をして、学校へ。
学校が終わるとそのまま稽古場に向かい、時間ギリギリまで稽古の日々。たまに雑誌やDVDのためのコメント撮りなどが入っていた。
最初は芝居ではなくアクションや殺陣の稽古から入った。私が演じる沙霧という役は、この物語の鍵を握る重要な役割で、最初から最後まで出っ放しだし、何と言ってもアクションが多い。
ダンスとは違って、他の人と呼吸を合わせなきゃいけないし、タイミングが少しでも狂うと大怪我に繋がりかねない。
殺陣稽古は集中力と体力を容赦なく削っていった。
そんな私に比べて、他の役者さんは本当に凄かった。殺陣に感情を乗せるのって、どうやってるんだろう、。
須賀「Aちゃん、お疲れ様ー！」
『健太さん、お疲れ様です、』
須賀「どう？殺陣は順調？」
『難しすぎますね、、全然です。』
須賀「でも、殺陣の先生が筋がいいって言ってたよ」
『え？！本当ですか？！、、でも、調子乗っちゃうから、今のは聞かなかったことにしよう』
須賀「なんでだよw」
殺陣の休憩中、よく話しかけてくれるのは須賀健太さんだ。というか、全員本当に優しいし、とても可愛がってくれる。
小栗「A〜、ケータリングのお菓子食べるー？」
須賀「プリンだって」
『え？！食べます！！』
天海「目、キラッキラしてるw ほんと可愛いw」
森山「どれがいい？」
『、、、誰がいい？』
森本「違う違うw プリン、種類があるから、選んで？」
『あっ、すみませんw』
橋本「Aは天然なところあるよな〜w」
『今のはただの聞き間違いです、、』
こういうの多い、めっちゃ恥ずかしい。
穴があったら入りたい。
須賀「あそこのドアも、スライドなのにずっと押戸か引き戸だと思ってたみたいで、ずっとガタガタやってましたw」
『え？！見てたんですか？！』
須賀「うん」
「「助けてやれよww」」
須賀「いや、「えっ、開かない」って不安そうにしてるのが可愛かったんですw」
森山「いや分かるけどねーw」
天海「分かんないわよ、すぐ助けなさいよ可哀想に。はい、Aちゃん、プリンどれにする？」
『え、あ！どうぞ、皆さんから選んでください！』
小栗「こういうところなんだよなーwほんと、」
天海「もういくらでも食べていいよ」
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スヒョン(プロフ) - ゆみーるさん» ゆみーるさん、ありがとうございます！更新頑張ります！ (4月23日 3時) (
レス) @page49 id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみーる - 続き楽しみにしてます! (4月20日 23時) (レス) @page46 id: 9521a509ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年3月7日 0時
