「現場」 ページ2
ー
『You side』
鈴鹿「椎名さん、おはよう」
『あ、鈴鹿さん。おはようございます』
芸能界の現場にいて思う。ほんとに、テレビで見るまんまの顔が現場に溢れているのだ。
鈴鹿さんはわたしよりも2個上で、今年高校三年生。
というより、ほとんど学生だから、撮影の時間もかぎられてくる。
年が近いひとがたくさんいる。それだけでも今までとは少し環境が違う。
鈴鹿「見たよ」
『え？』
鈴鹿「AGT。凄かった。」
『見てくださったんですか！嬉しいです！』
鈴鹿「AKIRAの頃から知ってるんだよね、実は。YouTube見てたからさ。」
『そうなんですか？』
鈴鹿「うん。結構、ファン、。」
『ありがとうございますっ！』
鈴鹿「だから、こんなふうに共演できるとは思ってなかったから、俺初めて挨拶した時めっちゃ緊張して、」
『そんなふうには見えなかったです、』
鈴鹿「椎名さんもかなり緊張してたもんねw」
『やっぱり、分かりますか？』
スタジオに着くまでの廊下を2人で並んで歩きながら話していた。
鈴鹿「もう慣れた？現場には」
『まだ慣れないですね、。
でも、役者さんもスタッフさんも、かっこいいです。今までずっと1人でやってたから、こんなに大勢で一つのものを作るのって新鮮で。
色々と、学びが多いなって。』
鈴鹿「ふふっw」
『え、なんか変なこと言いました、？』
鈴鹿「いや。なんか、前から思ってたけど、考え方大人だね。高一とは思えない。」
『そう、ですかね？それっぽくしてるだけです』
鈴鹿「ほら、そういうとこw」
『えぇー、？』
鈴鹿さんは笑うとフニャッとして可愛らしい。
岩本さんを思い出して、少し話しやすい。
鈴鹿「良かったよ。落ち込んでると思ったから」
『え？』
鈴鹿「ほら、」
「えっと、」と言いづらそうにしていて、わたしがNGをたくさん出してしまったことだとわかる。
『先輩方にアドバイスいただきました』
鈴鹿「事務所の？」
『はい』
鈴鹿「そっか。なんだかんだ仲良いんだ。」
『仲良いというか、お世話になっているというか、、』
鈴鹿「でも、頼れる人がいるの、安心した。あ、そうだ。今日みんなでご飯食べに行こうって言ってるんだけど、よかったらどうかな？」
『あ、、』
行きたいし、みんなとも仲良くなりたいけど、、
『ごめんなさい、すごく行きたいんですけど、』
鈴鹿「だよね、わかった。また今度。」
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スヒョン(プロフ) - ゆみーるさん» ゆみーるさん、ありがとうございます！更新頑張ります！ (4月23日 3時) (
レス) @page49 id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみーる - 続き楽しみにしてます! (4月20日 23時) (レス) @page46 id: 9521a509ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年3月7日 0時
