検索窓
今日:7 hit、昨日:47 hit、合計:223,653 hit

「登校日の白雪事件」 ページ44

ーーーーーーーー
『深澤side』




深澤「待てっ!!伊藤!!」


伊藤「っ、」




俺は一人犯人を追いかけて

犯人から得た情報を目黒と阿部ちゃんに託した




深澤「校舎内の追いかけっこで

  俺に勝てるわけないだろ」




追いかけながらタブレットを取り出して

犯人の行先の部屋を全てロックして

突き当たりの部屋まで追い詰める




深澤「今すぐ催眠解け」


伊藤「っ、、」


深澤「おい!」


伊藤「無理だっ、」


深澤「え?」


伊藤「解けないんだよっ、」


深澤「は?何言って、」


伊藤「脳に作用する催眠だぞ、

  普通の催眠みたいに

  手を叩けば解けるような

  簡単なものじゃない!」



さっきまでビビってたのに

自分のかけた催眠を自慢げに話す伊藤に

心底腹が立つ



深澤「ふざけるな、」



俺は伊藤に近づくと耳元まで顔を近づけた



深澤「俺たちの力があれば

  お前も、お前の親の会社も

  社会的制裁を与えることなんて簡単なんだぞ」


伊藤「お、親は関係ないだろっ!」


深澤「へー、お前みたいなやつでも

  親を気遣えるんだな」


伊藤「っ、、」


深澤「なんかあんだろ、解く方法

  ないなんて言わせない。」


伊藤「、、、ない、やけじゃないけど、、」


深澤「で?」


伊藤「かけられた本人が

  自力で解くしかない」


深澤「どうやって」


伊藤「っ、、わ、わからない、

  かけられてから2回目の眠りについた時、

  かけられた本人が

  自我を保てるかどうか、

  ほとんど運の話だ、、」


深澤「なんだそれ、

  人に変なもんかけといて

  解く時は丸投げかよ

  ていうかお前、

  なんでAに催眠かけた」


伊藤「、い、言えない、、」


深澤「、、、。

  わかった、じゃあ家に帰ったら

  親にこういうんだな


  俺は生徒会を敵に回したから

  明日には家も会社も失うことになるって」


伊藤「ま、待ってくれ、、

  俺だって、好きでこんなことしたわけじゃない、

  催眠だってただの趣味だったし、

  でも、逆らえなくて、」


深澤「、誰に」


伊藤「、言えないんだ、、

  そいつは、、この学校の誰よりも

  権力のあるやつだ、、」


深澤「権力、?

  生徒会以外にそんな奴いないだろ」


伊藤「いるんだよ、、


  生徒会が、知らないだけだ、」



伊藤の目は心底怯えているようだった

「登校日の白雪事件」→←「登校日の白雪事件」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (324 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1068人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 学園 , SixTONES
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美音 - 分かりました。楽しみにしてます☺️ (2023年4月18日 2時) (レス) id: 87ba74afac (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - 美音さん» こんにちは、美音さんコメントありがとうございます。ただいま下書き中ですので、もう少ししたら公開します!もうしばらくお待ちください☺️ (2023年4月17日 12時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - こんにちは!もしよかったら姫枠なんて聞いてないっ!の5のパスワードを教えていただけませんか? (2023年4月17日 12時) (レス) id: 87ba74afac (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - るるさん» ありがとうございます🥰 (2023年4月16日 10時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 了解しました☺️楽しみに待ってます! (2023年4月16日 3時) (レス) id: d0babc0ebf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スヒョン | 作成日時:2023年1月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。