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『渡辺side』
渡辺「あーうるさいのがくる」
田中「おー、ここにいたんだー！手伝いで来るとは聞いてたけど、」
『はい、お邪魔してます』
ジェシー「見たよAGT！かましてたねーww」
『ありがとうございます、』
高地「マジでカッコよかったよ！！元々AKIRA好きだけど、やっぱ椎名のパフォーマンスはいいね！」
『う、嬉しいです、、』
京本「俺の父親、AKIRAのファンだよ」
田中「お前もだろ」
松村「日本からのオファーもあるといいね」
『あるといいですが、、今のところは』
田中「これからこれから！な、慎太郎」
森本「さぁ、」
それまで賑やかだった控室が、慎太郎の一言で静まり返った。
田中「さぁってお前、」
森本「てか、共演NGじゃないの？」
渡辺「カメラには映らないわけだし、共演じゃないだろ」
森本「同じ現場にいたら同じじゃん」
宮舘「そんなこと言ったら、同じ事務所なんだしさ」
森本「、、俺楽屋戻るわ」
すたすたとすぐに楽屋の方に戻ってしまった。
高地「慎太郎と、何かあった？」
『え、いえ、、話したのも本当に数回程度ですので、』
椎名もなんだか戸惑っているみたいだった。
ジェシー「俺らもそろそろ行こうか」
京本「だね」
田中「じゃあねー」
『はい、本番頑張ってください、』
高地「おうー」
SixTONESは部屋から出て行った。
微妙な空気が漂っていた。
『わたし、、なにかしてしまったんでしょうか、。』
渡辺「気にすんな、」
宮舘「そうだよ、なんか、誤解してるんだよ、きっと。」
渡辺「俺らももう行くから、本番よろしくな」
『はい、』
何かしてしまったか、、。
なんとなく、わかるんだけどな、。
宮舘「AGTの後からさ、変な噂広まってるよね。俺、そのことだと思うんだけど、」
渡辺「だよなー」
椎名がAGTでものすごい成績を収めたもんだから、ジャニーズ事務所内は異様な雰囲気になっていた。
事務所自体、椎名のおかげで海外からの注目を浴びつつある中で、まだデビューできていないジュニアたちはそれを喜べばいいのか、悔しがればいいのか、わからない。
そんな中でも、椎名に嫉妬して、邪魔に思ってる奴らが、「椎名は性格が悪い」とか「誰々と仲が悪いとか」へんな噂が出回るようになっていた。
渡辺「まあ俺も相当問題児だったしなぁー。」
宮舘「一緒にしないでw」
渡辺「おいこらw」
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年1月16日 23時
