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佐久間「あのー、そのあと海外からのオファーが凄いあって」


ラウール「あー!そうだ!」


佐久間「でも、元々さ日本を拠点に活動したいって言ってたから、」


ラウール「うんうん」


佐久間「何かしら作品に出るにしろ、CDを出すにしろ、まず日本から出したいっつって、全部断ったんだよね」


ラウール「そう、それ凄いよね、」


佐久間「俺らで説得したの、そん時」


ラウール「したした」


佐久間「悪いことは言わないから、せっかくのチャンスだから仕事受けなよって。」


ラウール「ここでは言えないけど、本当に凄いお仕事のオファーが来てたんだよね」


佐久間「ほんとに、ビビるぐらいww」


ラウール「でもね?椎名は全部断ってね、」


佐久間「そう、その制作の担当のめっちゃ偉い人がわざわざ日本に来て、椎名を説得しに来たのよ、」


ラウール「あったね」


佐久間「で、椎名が、「わたしはまずは日本で活動したい。日本の人に、母国の人に、まずは認めてもらいたい。それができないと海外でいくら活躍しても同じだから」って言って、」


ラウール「凄いよね、まだ高一だったよね」


佐久間「そんぐらい」


ラウール「制作側さんの方も、なんかその椎名の熱意に胸打たれて、「日本を支配したら迎えに来るよ」って言ってて映画見てるのかと思った」


佐久間「凄いよねwww」


ラウール「あの後、照くんが、「俺ら凄い妹持っちゃったんじゃ、、」って動揺してたw」


佐久間「ははっwwなんでだよww」


ラウール「なんだかんだみんなさ、気にかけてたからね。」


佐久間「そうねぇ、なんか、俺もそうだったけどさ。」


ラウール「うん」


佐久間「若い時って、w 若い時っつってもあれよ?学生の時とか、芸能界に慣れてないときね?」


ラウール「うんうん」


佐久間「自分の限界がわかんないのよ。その、体力的にも精神的にも」


ラウール「あー、そうだね、」


佐久間「だからどこまでも頑張っちゃうんだよね、限界超えても、椎名はなんかずっとそんな感じだったからね」


ラウール「俺とかはさ、メンバーがそれとなくブレーキかけてくれるからさ」


佐久間「そうだね」


ラウール「そのなんかデビュー前のバク転の練習した時とか、加入したての歌舞伎の時とかさ、支えてもらってからね、でも椎名は一人でやらなきゃが強かったよね」


佐久間「強かった。一人でやらなきゃ一人にならなきゃみたいなね、今じゃ考えられないでしょw」


ラウール「確かにw」

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作者名:スヒョン | 作成日時:2024年1月16日 23時

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