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『You side』




山崎「日本から、がダメなら、世界から見せてやれば良い。認めざるを得なくしてやりましょうよ。」



山崎さんの目はギラギラしていた。



『山崎さんって、凄い、。ありがとうございます。』


山崎「やだぁ!滝沢さんどうしよう、褒められちゃった!」



急にくねくねした動きで滝沢さんにひっついた山崎さんは、、そう、つまり乙女だった。



山崎「全力で応援するっ!サポートするっ!」


『あ、ありがとうございます、、』


滝沢「椎名1人だけでもキャラ濃いのに、、」


山崎「え、なんかいいました?」


滝沢「なんでもない、」


『じゃあ、いいんですか?!』


滝沢「良いわけねぇだろ」



それを聞いてはしゃいでいた山崎さんが止まる。



滝沢「事務所だって、OK出さないだろ。ただでさえ今大変なんだから。SnowManとSixTONESのデビューもあと3ヶ月。それが過ぎてからだな。」


山崎「えぇ、ほんとにそれで良いんですかぁ?」


滝沢「な、なんだよ、」


山崎「さっきも言いましたよね?ジャニーズという名前を広げるチャンスだって」


滝沢「あ、、まぁ、」


山崎「もしこれで、椎名さんが良い成績を残して、ジャニーズという名前を世界に広めることが出来たら、ジャニーズ事務所もファンも認めざるを得ないじゃ無いですか。」


滝沢「まぁ、そうだけど、」


山崎「ジャニーさんが亡くなった今、実際事務所の中は不安定ですよね?女性アイドルグループをっていうこの企画すら、潰そうとしている人もいる。」


『えっ、、』


山崎「そのくらい、事務所にとって、椎名さんの存在はリスクが高いってこと。」


『、、、。』


山崎「早いところ、世間の声をプラスに変えられなければ、こんな、才能あふれる子を大人が潰してしまうことになりかねない。
僕は信じてます。この子が、「ジャニーズで良かった」と言われる日が必ず来ると。」



そんなこと言われたのは初めてだった。



『滝沢さん、お願いします!何かが、変わるかもしれない。そのチャンスがあるなら、わたし、挑戦して見たいんです!結果は、必ず残してみせますから!』



頭を下げると、山崎さんも隣に立って深々と頭を下げてくれた。



滝沢「必ず出られるとは限らないし、事務所のOKが出るとは思え無い。」


『、、、』


滝沢「だから、条件を出す」


『、、またですか、、』


滝沢「YouTubeを開設して、半年で100万人の登録者数を突破すれば、ってのでどうだ?」


『100万人、、』

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作者名:スヒョン | 作成日時:2024年1月16日 23時

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