♯651 「過去」阿部side ページ1
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『阿部side』
阿部「これ、、、Aさんだ、」
深澤「えっ、」
渡辺「本当に言ってる？」
佐久間「何でわかんの？」
阿部「これ、これだよ、このピアス」
画像をアップして、メンバーに見せた。
途端にみんなの顔付きが変わる。
向井「これ、あれやん、、
みんなでお揃いにしたやつ、」
目黒「俺たちにもくれたやつだよね？、
メンバーカラーの、」
阿部「そう。
これ、俺の知り合いの人に
オーダーメイドで発注したから
おんなじ形の、しかもこの水色は
Aさんしか持ってない。」
ラウール「、、、A、、」
ラウールは俺からタブレットをゆっくり抜き取ると
画面いっぱいに拡大された、
Aさんの髪で隠れた横顔を
じっと見ていた。
渡辺「でも、さ、なんで韓国？
しかも、アイドルグループって、」
佐久間「しかも、ワールドツアーってことは、
めちゃめちゃ有名なグループなんじゃ、」
中神「はい、皆さんも知ってると思います。
世界中で注目を集めている
7人組のアイドルグループですから。」
渡辺「今おんなじ人たち、
思い浮かべてるよね、？」
翔太がそういうと、全員が頷いた。
向井「待って待って、全然追いつけん！
ジャニーズ辞めさせられたから、
韓国の事務所に、、ってことなん？！」
ラウール「えっ、じゃあ、」
岩本「いや、これだけ見たらそうだけど、
なんか、、あるよ。」
向井「なんかって、？」
岩本「それは、、わかんないけど、」
阿部「でも、、いた。」
Aさんが辞めてから
気がつけば4ヶ月が経ってて、
俺たちはその間、
Aさんがくれたメッセージを信じて
ひたすらに、目の前の仕事をやって来た。
デビューへの期待とか、嬉しさとか、
シンプルに忙しさとか、
そういうのが寂しさを紛らわしてくれてたけど、
たまに夢を見ることがある。
Aさんは、
俺たちがデビューした後も、
その後も、その後も、何年経っても、
姿を現さなくて、なんの手がかりもなくて、
周りの人達は
だんだんAさんのことを忘れていって、
メンバーも話題にしなくなって、
ある日、
「どんな人だったっけ」って。
冷や汗をかいて飛び起きる。
阿部「、、いた、。」
それだけで、、これだけで、
一枚の写真だけで、
泣きそうで。
ぐっと唇を噛んだ。
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スヒョン(プロフ) - ムゥさん» ムゥさんコメントありがとうございます❤️🔥すみません！わたしの打ち間違いでした💦@shiro3_0627で再検索いただいてもよろしいでしょうか？もしまた表示されなかったら教えていただけると嬉しいです🙇🙇 (2月1日 23時) (
レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ムゥ(プロフ) - はじめまして！！スノ担、マネになる。シリーズが書き始められた頃から大好きで何周もしています！！スヒョン様のＸをフォローしたく、検索したのですが表示されませんでした…アカウント名等をおしえてもらう事は可能ですか？ (2月1日 23時) (レス) @page50 id: 00741aaf2c (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - m.mさん» m.mさん、こちらこそ1年間に渡り最後まで読んでくださりありがとうございました！拙い文章ではありますが、少しでも良い作品を届けられる様に頑張ります！これからもよろしくお願い致します✨ (1月17日 22時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - ももさん» 最後まで読んでくださってありがとうございました！他の作品も読んでくださって嬉しすぎます^ ^未完結の作品も徐々に更新させていただきますね✨ももさんのコメントにいつもモチベを上げてもらっていました！今後ともよろしくお願いします🥹✨ (1月17日 22時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
m.m - 分かりやすく、読みやすくて心に響く作品を届けてくださってありがとうございます！学業等でお忙しいとは思いますが、これからも応援させていただきます！本当にお疲れ様でした！ (1月17日 21時) (レス) id: c7ba4a52f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2024年1月3日 0時
