♯320 佐久間side ページ20
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『佐久間side』
適当にコンビニで買い物を済ませたA
俺もなんとなくオレンジジュースを買って
ホテルに戻るために歩いていると
雪襠「さっくん、ちょっと寄ってかない?w」
佐久間「え?wなに?」
Aの後をついて行くと
そこには小さなジャングルジムと
ブランコだけがある公園があった
佐久間「こんなとこあったんだ」
雪襠「目黒くんが教えてくれたんだ、
秘密基地みたいでいいでしょ」
佐久間「本当だね」
Aはコンビニ袋を持ったまま
ジャングルジムのてっぺんまで登ると
袋の中からコーヒー牛乳を取り出して飲み始めたから
俺も一緒に登ってオレンジジュースを開けた
雪襠「ここに登るとさ
少しだけ空に近くなった気がして
開放感あるんだよね」
たしかに、普通に見上げる夜空より
空が開けたように見える
佐久間「東京でもこんなふうに見れたらいいのにね」
普段の俺たちの生活では
Aと2人で出歩いて
コンビニ帰りに公園でジャングルジムに登って
夜空を見上げるなんて出来ないから新鮮だ
雪襠「東京はギラギラしてるしねw
明るいと星見えないもんね」
佐久間「いや、そう言う意味じゃないけどねw」
雪襠「ん?」
佐久間「、なんでもない」
雪襠「あ、そうだ。 はい、乾杯っ」
佐久間「ww かんぱーいw」
思い出したように乾杯して
夜空を見上げながら
寒さに身を縮めながら飲み物を飲む
佐久間「久々だなぁ、星とか見るの」
雪襠「たまにはいいよね、こういうのも。」
佐久間「本当は結構来てるんでしょ、」
雪襠「あれ、バレた?」
佐久間「いや、なんとなくだけどね」
雪襠「そっかw
やっぱりさっくんは、
周りのことちゃんと見てる人だよね。」
佐久間「なにそれ、」
嬉しそうに話すA
声のトーンでわかるけど
隣に座ってるはずのAの顔は
街灯が近くにないせいなのか良く見えない
雪襠「だって、ラウールくんと康二くんとか
なんか元気ないなーって時
声かけに行ったりしてくれてるでしょ?
わたしが声かけたいけど
カメラがあって行けないって時
さっくんが声かけに行ったりしてくれてるなって
そういうの、良くあるから」
佐久間「見てたんだ」
雪襠「うん、」
佐久間「なんったって俺はこう見えて
SnowManのお兄ちゃんだからねw」
雪襠「、うん、そうだね。」
突っ込んでくるかと思ったのに
Aは真面目にそう答えた
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スヒョン(プロフ) - w1211004nkさん» コメントありがとうございます。わたしの作品で涙してくださるなんて嬉しいです😭とても励みになります!!最後まで見届けてくださると嬉しいです✨ (7月9日 23時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
w1211004nk(プロフ) - 最新話までたどり着きました!ここまで何度涙流したか…。とっても読みやすくて素敵な作品です。これからも更新楽しみに待ってます! (7月9日 22時) (レス) @page49 id: 890b2e9d16 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - m.mさん» m.mさん、コメントありがとうございます!何度も読んでくださってるなんて嬉しいです😭 (7月9日 20時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - みどりさん» みどりさん、コメントありがとう御座います。最後まで楽しんでいただけると嬉しいです✨ (7月9日 20時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - keikaさん» keikaさんコメントありがとう御座います。シーズン7もクライマックスなので最後までお楽しみください😊 (7月9日 20時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スヒョン | 作成日時:2023年6月3日 10時