スノ担、マネになる。7

♯317 向井side ページ17

ー
『向井side』



向井「えっと、、どういう事、？」


宮舘「事務所の中で、

　 女性のマネージャーって

　 今はAさんだけなの知ってるよね？」


向井「うん」


阿部「今はほとんど無くなったけど、

　 入ったばかりの女性の新人マネージャーが

　 いきなりSnowManの担当になって

　 滝沢くんやジャニーさんに気に入られて

　 演助を任されたりしててさ、

　 事務所の中でも嫉妬とか妬みとか

　 Aさんに対する嫌がらせとか

　 実はめちゃくちゃあったんだよ。


　 俺たちもそれ知ったの

　 半年くらい前なんだけどさ。」


向井「それは、、知らんかった、、」


宮舘「それだけじゃない。

　 Aさんがマネージャーってことは

　 世間にはバレたらまずいから

　 本人もかなり気を遣ってる。」


目黒「それは、、めぐも言ってた、、」


阿部「Aさんの存在がバレて、

　 バッシング受けるのは

　 事務所や俺たちだけじゃないし、

　 批判されてる俺たちを見たら

　 きっとAさんは自分を責める。

　 なにより、もう一緒には居られない。

　 2度と会えなくなると思った方がいい。」



向井「、っそんな、」


宮舘「まさかそんなことって思いたいけど、

　 バレたらそうなる。絶対に。」


向井「、、、」


宮舘「マネージャーから外れてもらって

　 事務所の常勤にすればいいって

　 先輩にも他のスタッフさんにも言われたけど

　 滝沢さんがそうしなかった。

　 俺たちも反対したしね。」


向井「それ、、いつですか？」


宮舘「ちょうど加入の話が出た時かな

　 たぶんAさんは知らないと思うけど」


向井「俺、、知らんことばっかりですね、、」


阿部「俺たちも話したかったけど、

　 今は舞台の事でいっぱいいっぱいかなって」


向井「あ、、そっか、

　 俺、全然余裕無かった、、」


宮舘「ちゃんと話そうと思ってたよ？

　 ただ、落ち着いてからの方がいいかなって」


向井「うん、、分かってる」


阿部「あの時、もしAさんが

　 マネージャーを外れてたら、

　 俺たちどうなってたかわかんない、

　 加入もそうだし、

　 こうやって滝沢歌舞伎に立ってないと思う。」


宮舘「だから、Aさんが

　 SnowManのマネージャーでいるために

　 俺たちも出来ることは全部やりたい。」

♯318 向井side→←♯316 向井side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す