姫枠なんて聞いてないっ！ｰ2ｰ

「体育の祭りだから」 ページ24

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「白雪side」



白雪「学年別は変えられないんですから」


深澤「、、、。」


白雪「システムの書き換えなんて問題外です。」


深澤「うっ、、」


白雪「それで、特典はどうするんですか？」


岩本「それは大体俺と阿部で考えるよ」


白雪「わかりました。」


深澤「チケットの予約システムとかは

　 大体作ってあるから。」


白雪「他に普通の体育祭と違うことってないですよね？」


岩本「普通の体育祭、、」


目黒「あ、そういえばラウール、

　 先生に何か言われてなかった？」


白雪「体育祭のこと？」


ラウール「そうだった。

　 体育祭の当日なんだけど、

　 なんか密着取材が来るみたいで、」


白雪「ラウールくんの？」


ラウール「そう。だから許可をもらってきてって。」


白雪「別に問題はないですよね？」


岩本「いいんじゃない？

　 学校の宣伝にもなるし。」


阿部「じゃあ関係者席増やさないとね」


渡辺「カメラ何台来るかとかわかったら教えて？」


ラウール「わかりました。」


白雪「でも密着なんてすごいね！」


ラウール「俺もびっくりしてる。」


向井「俺テレビに映るんやぁ」


目黒「康二が浮かれてまーす」


白雪「あれ、、体育祭の時の格好ってさ、

　 いつもの体育みたいに、

　 私服じゃないよね？」


宮舘「体育祭ように学年とクラス別に

　 色分けされたのが支給されるよ。」


白雪「体育祭の為だけにですか？」


宮舘「うん。」


渡辺「Aは一年のユノだから

　 ピンクの上下ジャージに

　 ユノのバッジと同じマークが付くはず。」


白雪「ピンクなだけでも目立つのに、

　 この虹色の羽のマークが付くんですか、、」


阿部「確かに今までなかったよね。」


佐久間「1年の前期でユノなのが異例だからねー。」


深澤「いいんじゃ、遠くにいても見つけやすい」


白雪「子供じゃないんですから、」


向井「ええやん、特別感あって！」


目黒「そもそも目立ってるんだから

　 そんか変わんないって。」


白雪「あんまり嬉しくない。」


ラウール「たくさんカメラに映ろうね？」


白雪「遠慮したいです。」


阿部「世間が白雪を見つけてしまう。」


向井「あかん！それだけは！」


白雪「(体育祭だよね？これ。

　 体育の祭りだよね？

　 だんだん大事になってない、、？)」

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