姫枠なんて聞いてないっ！ｰ2ｰ

「はじめましてのご挨拶を」 ページ14

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『岩本side』



白雪達を送り出して


生徒会室に残った俺たち


今回の石神が起こした問題のこととか、

今後どうしようかっていう話が

一段落した後に

ずっと浮かない顔をしてる佐久間に

声をかけてみる



岩本「佐久間、なんかあった？」



佐久間はすぐ顔に出る

わかりやすくていいけど

昔の癖なんだろうな、

目が怖いんだよなぁ、、


佐久間「え？」


阿部「白雪関係？」


佐久間「いや、何もないけど、」


岩本「嘘つけよ、わかりやすいんだよお前」


深澤「明らかに口数少なかったしね」


宮舘「いつもとの落差がねw」


渡辺「どんなことも共有しようって

　 生徒会入った時に言ったのお前じゃん」


佐久間「そうだけど、まだ確信がないから。」



確信、、。


佐久間は家柄的に

裏家業の仕事を任せることが多い

佟籐に手を出そうとしてくるやつがいないか

うちの生徒が問題に巻き込まれてないか

早い段階で掴むための大事な役割だ



佐久間「もう少し探ってみたいから」


岩本「それはいいけど、気をつけろよ」


佐久間「うん」


渡辺「それとお前、めっちゃ深刻な顔してんぞ

　 そんなんじゃAが心配する」


佐久間「ごめん、気をつける」


阿部「しんどい立ち回りだけど、

　 なんかあったら言ってね」


佐久間「ありがとう、阿部ちゃん、



　 ん？目黒からだ、、」


目黒から？白雪がどうかしたのかな、、



佐久間「うん、、うん、、うん、

　 え？城麟の生徒が？


　 2人？え、どんなやつだった？

　 名前とか呼んでなかった？


　 ジェシーと、田中樹、、うん。

　 わかった。もう居ないのね？、うん。

　 わかった。みんなにも言っとく。

　 Aは平気そう？、、うん。

　 そっか、よかった。


　 じゃあお願いね、

　 なんかあったらまた連絡して。」


渡辺「何？城麟？」


佐久間「城麟のジェシーと田中樹が

　 Aに接触してきたらしい。」


深澤「よりによってあの2人に、、」


岩本「思ったより早かったな、、」


阿部「厄介だね、。」


佐久間「また接触するつもりみたい」


宮舘「本格的に、動かないとだね。」


岩本「ああ。」


深澤「Aは何ともないんだよね？」


佐久間「むしろ追い払ったって」


渡辺「さすがw」


阿部「あの3人が居てくれてよかったね。」


佐久間「うん、ほんとに。」


城麟のやつら、どういうつもりだろう

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