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ー『雪乃屋大広間』ー佐久間ー
向井「あれ？飯まだやん！久しぶりにみんなで集まるて聞いたからすっ飛ばして帰ってきたのに」
村上「おかえり、康二」
向井「ただいまぁ！・・・あれ？何この空気・・・」
俺たちはまた康二にあの子のことを簡略的に話した。康二はそれを聞きながら荷物を取り出し、忍び装束から橙色の着物に素早く着替えると、うーんと考え出した。
岩本「どうした？」
向井「陰陽師って京やろ？」
深澤「そうだね、」
向井「じゃああの噂関係あるんかなぁ」
岩本「噂？」
向井「いやぁ、京から来たっていう烏らが言っててん。京の陰陽寮で謀反があったみたいで、逃走した謀反人を陰陽師が総出で追ってるんやって。」
ハクタク「なんでも有数の名家の内、安倍家に並ぶ名家がその身内の一人に滅ぼされたって話やで？」
阿部「滅ぼされた？たった一人に？」
向井「なんて名前やったっけなぁ、」
深澤「・・・朱雛院？」
向井「あ！それや！！ってなんで知ってんの？」
佐久間「その謀反人が、、あの子？」
向井「えぇ、あの子って、今話してた子？そんな事ある？」
深澤「康二、それいつの話？」
向井「えっと、、いつやったっけ？」
ハクタク「３日前やろ？」
向井「あ、そうやそうや、３日前や。たしか、謀反があった日、稀に見る豪雨と洪水が起こって祟りだなんだって騒いどる最中に起こった謀反やったみたいやで？」
阿部「なんか、繋がり過ぎじゃないか？」
渡辺「でもよ、その子がその謀反人だとして、京からここまで３日で来られないんじゃないのか？」
犬神「翔太の言う通りだ。妖じゃあるまいし。」
犬神の言葉に、目黒と真都が顔を見合わせ、妖たちが犬神を一斉に見た。
犬神「なっ、、なんだよ、」
目黒「・・・琥珀、」
村上「しか、考えられないね。」
渡辺「さっきっから、その琥珀ってなんなんだよ」
岩本「目黒と真都が分かるのは、妖憑きじゃないからか？」
目黒「・・・」
村上「そうだね。はっきりと感じた。僕と蓮は妖の生まれ変わりだからね。」
佐久間「マタタビ、お前は琥珀とやらを知ってるのかい？」
マタタビ「知ってるも何も、あたしら妖は琥珀から産まれたんさね。」
佐久間「えっ？」
玉藻「かぐや、とも呼ばれている。人間の姿をしているが人間とは違う霊力を持っていた。妖に似ているようで光に満ちた不思議な力だったよ。」
すると、それまで押し黙っていた蓮が口を開いた。
目黒「俺は、かぐやが嫌いだ」
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Asura(プロフ) - ありがとうございます！楽しみなしてます😆 (6月9日 1時) (
レス) id: 79a3f00215 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - Asuraさん» はじめまして！コメントありがとうございます！まだ続編移行しておりませんので、しばしお待ちください！移行しましたら移行先貼りますね😊 (6月8日 1時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
Asura(プロフ) - 初めまして！スヒョンさんのお話大好きです❤️いつも更新楽しみにしながら読ませていただいてます😆突然なのですが、続編の移行先はどこになりますか？ (6月8日 0時) (レス) id: 79a3f00215 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - 39ra1sh0wさん» コメントありがとうございます！usermho6x4ya37←こちらになります！作品名検索でも出てくると思います！ (6月7日 22時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - はなさん» はなさんコメントありがとうございます！嬉しいです😊 (6月7日 22時) (レス) id: 923ba31eb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン
| 作成日時：2023年4月22日 2時
