Episode 123 ページ10
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とても追いつくことのできないスピードで攻め上がるヒロト達。完全に人間の能力を超えた力。これがリミッター解除だというのだろうか。リミッター解除なんて、一度も見たことがなかったのに。
「人間は自分の体を守るために限界の力を出さないよう無意識に力をセーブする。ではその力を出し切れるとしたら？」
「―――ッ！まさか……ッ！
リミッター解除は、今のヒロト達の限界の力を引き出すためのもの！？
そんなことをしたら……ッみんなの体がこわれちゃう！！
やめて、父さん―――ッッ！！！」
「父さん！今すぐやめさせて！」
最低な場合もうサッカーができなくなるかもしれない。
あの帝国学園の佐久間が皇帝ペンギン一号を打ったのと同じようなもの。
「父さんの望みは私達の望み！
これがジェネシス最強の必殺技！」
「「スペースペンギン！！」」
凄まじい必殺シュート。それは、またも雷門ゴールを破ってしまった。
「そうです！ジェネシスは最強でならねばならないのです！」
「ッ！！
ぐぅっ……っうう……ッ！」
「……っ！」
「お前たち……ッ」
「このくらい、お父様のためなら……」
「もうやめてよ……ッ。
こんなの違うよ、こんなのサッカーじゃない……ッ！」
みんなの苦しむ声が耳に突き刺さって嫌になって、耳を塞ぐ。
嫌だ、もうやめて……。
動けず震えたまま、そんな私の目の前に飛び込んでくるのは、リミッター解除をしたジェネシスの速度に追いつくみんなの姿。
「……人の心が生み出す力」
豪炎寺にパスが渡るが、スライディングでボールが転がっていく。吹雪がぎりぎりで豪炎寺にパスを出し、豪炎寺のシュートがジェネシスゴールに迫る。パワーアップしたシュートを止められず、破られた時空の壁。だが、ボールは上空へ。
円堂がまだだ！と叫び、影山をジャンプ台に飛び上がる。ウルビダも高く飛んだ。
そして、豪炎寺と吹雪へ。
「雷門の、力……」
二人の新必殺シュートがジェネシスゴールに突き刺さる。
だが、グランとウルビダに全員かわされ、
またもスペースペンギンが炸裂。
けれど、立向居はがっちりと止めた。
豪炎寺、吹雪、円堂が走る。
……そっか、やっぱり、雷門にはかなわないや。
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涼野このみ(プロフ) - 凪沙さん» やーんすき!!ありがとう!!頑張るね!!頑張ってヒロトとイチャイチャさせる!! (2017年7月19日 20時) (
レス) id: 5d92b5beac (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - このみんエイリア編完結おめでとー!!世界編期待してます（笑）頑張ってね！ (2017年7月19日 19時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
涼野このみ(プロフ) - 雨宮シロ@ブイブイさん» ありがとうww (2017年7月17日 20時) (レス) id: 5d92b5beac (このIDを非表示/違反報告)
雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - 更新お疲れさま( ´艸｀) (2017年7月17日 18時) (レス) id: 3fff5a4af9 (このIDを非表示/違反報告)
涼野このみ(プロフ) - 凪沙さん» コメントありがとう！いやいや、私なんてまだまだ未熟者だし、他の作者さんには到底及ばないよ〜……。私は凪沙ちゃんに尊敬してるかな。ありがとう！これからも頑張るねー！ (2017年6月5日 14時) (レス) id: 5d92b5beac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼野このみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sugnk１/
作成日時：2017年6月4日 12時
