EP.54 ページ7
何も言わなくなったあむぴの代わりにまた口を開いた。
「そんなわけで、俺は失礼しますね」
「待って!」
「オウブッ」
格好良く退出しようとしたが上着のすそを引っ張られて出来なかった。ついでに顔面からこけた。まさかこんな所で床と事故チューする羽目になるとはな…!
鼻を抑えながら振り返る。大丈夫これ血出てない?
「Aくん、ありがとう!」
「…いえいえどーも」
…一瞬母性が芽生えたんだが。スコッチ実は幼女だったりする?めちゃくちゃ可愛い。
スコッチの頭を撫でてから今度こそ退出。死角に入ったところで透明化発動してれば十分でしょ。
それにしても赤い彗星全く喋らなかったけど大丈夫?空気になってたよアレ。
正直ロン毛の彗星ともお話ししたかったでござる。どうせ変なこと疑われてバンされかけるのがオチなんだろうけど!
あと激おこプンプン丸なあむぴがとても怖かったです。キューティーベビーフェイスのくせして怒ったら般若て。ギャップの振り幅大きすぎて吹き飛ぶ。
何はともあれ私はクエスト(第3段階)をクリアしたので!あとは皆の兄貴こと伊達航を救出するだけです!
友人から伊達航さんはリア充って聞いたんですけどまじですか。しかもそのお相手の方後追いしたって聞いたんですが。本当だったら上品に中指立てるけど伊達航さんはね!もうなんか幸せになれよって感じ。
結婚式は呼んでください。ドコノコ〇キノコ踊ります。
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:杉元 | 作成日時:2020年5月26日 14時