検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:12,704 hit

EP.80 ページ33

食べ終わって食器を洗っていると降谷さんと諸伏さんがそわそわしながらやってきた。デジャヴ。

2人曰く「手伝わせて(直訳)」とのこと。デジャヴ。

だがやらせんぞ。作って貰った身なので片付けくらいは自分でしたい。そんなベビーフェイス向けても無駄だからな…!

静かな攻防戦を繰り広げながら、ちらりと彼岸達の方を伺う。…あれ?いない。どこ行った?

「他の皆は帰ったよ」

にこにこと告げる諸伏さん。奥さんと上司が待ってるもんね。松田さんは萩原さんを連行する係らしい。

「降谷さんは行かなくていいんすか?」

「僕はここを片付けてから行くよ」

「それは俺がするんで大丈夫です」

やだもうこの子頑固すぎ。いいんです安心してお仕事行きやがれください。

…でも、この人たちしかいないということは結構好都合だな。

「…降谷さん、諸伏さん。うちの両親はどうして死んだんですか?」

問答無用で話を帰る。気分は電車の路線を変える人。プラ〇ールで路線変えて事故らせてたなあ。

降谷さんはなんてことないように言った。

「交通事故だよ。この前言っただろ?それに何でヒロにも聞いて…」

「あれは事故じゃないすよ」

全部の食器を拭き終わり、ちゃんと目を合わせる。

「降谷さん…いや、バーボン。同じ組織の人間だったなら本当の死因くらい知ってるんじゃないすか?」

EP.81→←EP.79



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杉元 | 作成日時:2020年5月26日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。