検索窓
今日:7 hit、昨日:10 hit、合計:12,718 hit

EP.72 ページ25

ゴシャァ、とギャグのような音を出しながら着地する。これ着地じゃないな墜落だな。尻痛い。

尻を擦りながら起き上がると、目の前には見慣れた横倒しのビル群が広がったいた。戻ってこれた…のか?

「Aサン!」

「ひ、彼岸〜〜〜!!!」

私の気付いた彼岸が駆け寄ってきたので思わず抱きつく。やっぱりぼっちは寂しいよぴえん。

「大丈夫っスか?何もされませんでした?」

「思いのほか何もされなかったよ。セクハラ以外」

「セク…?」

「浦原くん!」

少し慌てた様子で中村先生も寄ってくる。なんでちょっと焦ってんだよ元凶だろ。

中村先生は肩で息をしながら死にそうな顔をしている。喋る余裕も無さそうだ。え、まさか運動できない系の方ですか…?

哀れみの目を向けていると、彼岸が低い声で私の名を呼ぶ。怖い。

「Aサン、セクハラって何されたんスか?」

「た、大したことは…」

「いいから言え」

こっわ!姑か!こっわい!!

「や、あの、相手が素っ裸で逆光ち〇こさらけ出してただけなんで、ホントその、はい……」

「そうですか。殺す」

「落ち着け!」

あれ、彼岸ってこんなキャラだっけ?ただの過保護ママンじゃないこれ?

あとちん〇の件は逆光で影しか見えなかったんでほら、大丈夫なんじゃないでしょうか…(適当)。

異様に息の切れる時間が長い中村先生を待ちながら必死に彼岸をなだめました。とてもしんどかったです。まる。

EP.73→←EP.71



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杉元 | 作成日時:2020年5月26日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。