シュガー＊ステップ（Kazuya.O） (ページ3)

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和也「あー…ねむい！」

ふわぁー…っと大きなあくびをするかずくん。

寝ぼけながらきた制服の、ネクタイが少し曲がってるのがかわいいな、なんて思う。

「どうせ遅くまで起きてたんでしょ？」

和也「そうそうー、大ちゃんと夜までゲームやってたらあかんなあ」

大ちゃん、っていうのは私と同じクラスの西畑大吾くんのことだ。

かずくんのゲーム仲間で、仲が良いらしい…けど、
何繋がりで仲良くなったのかはよく知らない。

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「本当ゲーム好きだよね」

和也「意外と面白いで！Aもやってみる？」

「え、いいよ。下手だからすぐ死んじゃうもん(笑)人がやってるの見るのは好きだけどね」

和也「お、じゃあ今度俺のゲーム見に来てみ！めっちゃ上手いで〜」

「…今度ね(笑)」

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なんて、かずくんのウソつき。

高校に入ってからは、あんまり部屋に入れてくれないくせに…。

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