検索窓
今日:1 hit、昨日:13 hit、合計:66,623 hit

第87話 お姫様 ページ37

ヨンジュンside



YJ「おはようございま〜す!!!!」
マリア「おっ!ホントに来たんだ」



俺、マリアさんに弟子入りしました
輝くバーテンになるべく僕は修行の身になります

朝10時
マリアさんから『お酒の買い付けに行くけど来る?』って連絡が来たんだ〜♪
喜んで来ちゃったのはいいけど…



YJ「ユンギさんは?一緒に行ったらよかったのに…」
マリア「あいつは死んだ」
YJ「喧嘩ですか」
マリア「………」



マリアさんはお店の入り口のカギを閉めながら肩をすくめて俺を見た
なんとなくしょんぼりしながら歩きだしたマリアさんの後を追う俺



YJ「どうしてケンカしちゃったんですか?」
マリア「そうだなぁ…。ね、一つ質問していい?」
YJ「いいですよ?」
マリア「あたしってうるさい?」
YJ「声量の話ですか?」
マリア「声量も口も」
YJ「…両方?」
マリア「うるさいですか…」



珍しすぎるマリアさんのしょんぼり姿
てっきり喧嘩したのを愚痴られるかと思ったら違った


YJ「マリアさんが原因なんですか?喧嘩」
マリア「そうそう。あたしが余計なことしたし、言ったの」
YJ「いたずらしまくったとか?喧嘩売りまくったとか?」
マリア「勝手に洗濯して、『編集なんてやめろ』って言った」
YJ「すごい…一つも状況が分からない…」
マリア「……勝手にやりたいんだって、仕事とか」


あぁ…
なるほど
ユンギさんが忙しそうだったからお仕事を手伝ったら
『やらなくていい』って断られたんだね?

ユンギさんどんだけ忙しくても『手伝って』何て言いそうもないもんなぁ…
一回しか会ったことないけど


YJ「それ、怒ってるというよりも気を使われてるんじゃないですか?」
マリア「あたしに!?アイツが!?友達ならまだしも彼女なのに!?」
YJ「だって、絶対『手伝って』とか『しんどい』とか言わないでしょ。あの人」
マリア「それはわかるけどなんで気を使うの?」


マリアさんがカゴを手に取ってお店の中に入って行く
後に続いて入ってくとワインのコーナーに来た



YJ「…なんでだろ」
マリア「肝心なところで放り出さないでくれる?迷える少女があなたに救いを求めてんのよ?」
YJ「少女って…笑……お姫様の間違いなんじゃないですか?」
マリア「ヨンジュン…」



軽くマリアさんにウインクした俺は彼女が持ってるカゴをひったくって
ワインが並ぶ棚を見上げた

・→←第86話 よくあるやつ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
226人がお気に入り
設定タグ:ユンギ , SUGA , BTS   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

唐辛子マン(プロフ) - なーなーRMさん» ありがとうございます!!ジョングクくんはなんでしょう…たまにしか視点がないけどインパクトが凄くてかわいいですね…!笑 (2020年3月11日 4時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - やばい、これまでに数多くのBTS占ツク作品を読んできたが断トツでこの作品のジョングクが可愛い。 (2020年3月10日 1時) (レス) id: 18f355ce64 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - 第92話 尾崎 I love you で、検索 (2020年3月3日 20時) (レス) id: 76c03fcfc4 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - この支配からの…卒業… (2020年3月3日 20時) (レス) id: 76c03fcfc4 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - シーズン5、頑張って今日中にあげます!!!!待ってて!!!!待ってて!!!!!!!!!!!! (2020年3月3日 18時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年2月11日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。