第77話 ハンサムおじさん ページ17
マリアside
TH「……(もきゅもきゅ)」
こんなハンサムなニートがいるか
TH「……(もきゅもきゅ)」
こんな無造作ロン毛が似合う鼻高ニートがいるか
TH「(もきゅも…)……あのこれって…お代わり…とか……(小声)」
マリア「……あの、もう一度喋っていただいても？」
TH「あっ……おかゆ…お代わり…(小声)」
マリア「………ふーっ(深呼吸)。……かしこまりました」
Vおじさんの低音ボイスを噛み締めながら
あたしは彼からお椀を受け取った
鍋の蓋の音の犯人は彼、Vおじさんだった
キッチンであたしが目にした光景は
Vおじさんがキッチンの奥の方に小っちゃくなって
おかゆをもきゅもきゅしてる光景だった
反射的にプラスチックバットを振り上げたら
キュッて目を閉じて体を固くするもんだから母性がくすぐられたあたし
マリア「どれぐらい食べる？沢山？」
TH「……とっても、たくさん(小声)」
マリア「………」
ハンサムなお顔とは真逆の言動にキュンキュンしながらおかゆをよそうあたし
マリア「おかゆじゃなくても他に作りますけど…？」
TH「いえ。僕は勝手にここにいるので…その…お構いなく…(小声)」
ソファーで小っちゃくなってるVおじさんにおかゆを手渡しながら隣に座った
一瞬で対面の席に逃げられた
TH「………あの…ジョングク氏が来ます(小声)」
マリア「……ほう」
Vおじさんの言葉に急に現実に戻された
怒りがふつふつと…
グッツグツと湧いて来た
マリア「…他のは」
TH「う…いや、返事がなくて…(小声)」
マリア「…偵察か」
考えたものだ
きっと一人一人送り込んできて様子を探るんだろう…
戦時中のスパイか
マリア「…あの……何て呼んだらいいですか？」
TH「あ…テッテテテピョンって言います…(小声)」
マリア「じ、じゃあピョンでいいかしら…」
TH「いやあの…テヒョンで…(小声)」
ピョン、って…笑
それにしても本当に声が小さい
ビニール袋漁ってるときに話しかけられたら100％の確率で
悪気ない無視をしてしまうだろう
…って、これ前にも言った気がする
マリア「テヒョンさんは何で一人でここに？」
TH「ネットの通信速度がこのシェアハウス、最強なので…。他の所だとロスが出て…(小声)」
マリア「あ〜、なるほど…」
ジョングクが来るまでにちょっと時間がありそうだし………
第78話 大激怒！クラッシュマウスーズ→←第76話 こちらはすみごこちがとってもいいですよ
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唐辛子マン(プロフ) - なーなーRMさん» ありがとうございます！！ジョングクくんはなんでしょう…たまにしか視点がないけどインパクトが凄くてかわいいですね…！笑 (2020年3月11日 4時) (
レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - やばい、これまでに数多くのBTS占ツク作品を読んできたが断トツでこの作品のジョングクが可愛い。 (2020年3月10日 1時) (レス) id: 18f355ce64 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - 第92話 尾崎 I love you で、検索 (2020年3月3日 20時) (レス) id: 76c03fcfc4 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - この支配からの…卒業… (2020年3月3日 20時) (レス) id: 76c03fcfc4 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - シーズン5、頑張って今日中にあげます！！！！待ってて！！！！待ってて！！！！！！！！！！！！ (2020年3月3日 18時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン | 作成日時：2020年2月11日 3時
