第42話 あれ？笑 ページ35
マリアside
マリア「なんかな？こんな…こんなぐらいのでっかい虫いた」
あたしは指先で『C』を作ってユンギに見せた
YG「はいはい凄いですねー」
マリア「凄かねぇよ。めっちゃ近かったからね？化粧室の鏡の下の方におーい。無視かー」
あたしの事を置いて先に歩いてくユンギ
パーカーのポケットに手を突っ込んでのそのそ歩いてく
後ろから見るとパーカーにつまようじが刺さってるみたい
あれの隣を歩くのか…
絶対あたしの方が足太いやん
だからちょっと後ろを歩く
マリア「誰と話してたの？」
YG「…他球団の選手」
マリア「はぁ？」
YG「誰でもいいだろ？別に」
マリア「気になるじゃん！ニート？笑」
どうせニートだろ笑
YG「残念。大外れ…(ニヤッ)」
マスクを顎まで下しながらニヤッとしてあたしを見てきた
何をそんなに偉そうに…
マリア「……オンマか」
YG「違いまーす」
神社の中につながる長くて急な階段を上り始めたユンギ
慌てて追いかける
平日だからか観光してる人はお年を召したからが多い
階段から転げ落ちたりしないか心配
マリア「え！？誰！？」
YG「何で言わなきゃいけねーの」
マリア「気になるじゃんって！」
YG「…別に浮気じゃねぇよ」
面倒くさそうな顔をしながら階段上るのは百歩譲って許す
だが…
マリア「…は？浮気！？」
YG「だから浮気じゃねぇって」
マリア「待って待って…あれ？笑おっかしいなあたしに彼氏なんていたっけ…」
YG「ココ、ココ」
真面目な顔して自分の顔を指さすバカ
マリア「頭おかしいんじゃないの！？…あー、もういい。もういいでーす」
YG「あ…おいちょっと待てよー」
イカれたユンギを追い越して階段を先に上るあたし
マリア「彼氏じゃありませーん」
YG「わかったわかった。俺の話を聞けって」
マリア「聞きませーん。やめてくださーい」
YG「…浮気に怒ってんの？」
あたしは階段を登り切って頂点で立ち止まる
そしてユンギを振り返って一言
マリア「あんたが誰と通話してようがあたしの彼氏のふりをしようが…」
おばちゃん1「こらこら！喧嘩しないの〜！！」
マリア「！？！？」
急に腕をギュッて組まれた
後ろを見るとカラフルなおばちゃん3人
おばちゃん2「なにをそんなに浮気浮気って喧嘩してるのかと思ったら〜」
おばちゃん3「仲良くしなさいよ〜」
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唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (
レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか！？ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします！！！！ (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、１、２を争って面白いです！抜群！ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったｗｗｗ (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか！？ ダーティワークちゃんと伝わりましたよ！へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン | 作成日時：2020年1月9日 20時
