第35話 P波とS波 ページ21
ユンギside
マリア「………ふぅ。何とかやり切った」
JK達を見送ったマリアが背もたれに深くもたれた
YG「もしかしてもう付き合ってる？俺達」
マリア「NO」
YG「だよね」
だってマリアが俺の隣に来た時点でずっと足を踏んできてたんだもん
ずっと
しかも結構強めに
マリア「あたしって、ユンギと結婚する強制的運命なの？」
YG「強制ではないと思うけど」
マリア「やだ」
YG「…………」
そんな言わなくても良くない？
そんなに嫌？
マリア「ほら、早く食べて帰ろ。もうこれ以上は無理」
無理と言われましても…
でもこうなったらどんな関係でもいいから先に進まないと
せっかくのキキララだし
ユンギ、ここは折れよう
このさい友好関係レベルは関係ない
どうせ答えは『NO』なんだし
YG「ご飯行こう」
マリア「うん」
YG「だよｎ…え？」
え？
マリア「ていうか、それはあたしが言おうと思ってたのに」
クレープの最後の一口を頬張ったマリア
YG「なんで！？」
マリア「なんでって…2週間もご飯作ってくれてさ？買い出しもしてもらったし。なんやかんや……」
なんやかんや…？
マリア「楽しかったし？笑」
YG「………」
感、無量
今世界一感無量の男だと思う、俺
マリア「バカみたいに髪の毛染めちゃってさ、バカじゃんね？あたし達笑」
どう、しよう
すごい、嬉しい
マリア「あたしだってそんな鬼じゃないから。お礼位させてよ」
YG「それはこっちのセリフだ」
マリア「は？」
YG「いや、なんでもない」
何でもなくない
でも一歩進んだ
食事だぞ？
ごり押ししたかいが……
『ゴリ』
『押し』……？
・
・
・
GS「申し訳ないけど…マリアちゃんには君が似合ってると思う。あとちょっとだけゴリッて押せばマリアちゃん落ちるよ」
ゴリッとは
YG「なんて言えばいいんです？そのまま結婚してくれって？」
GS「それでもいいんじゃない？それか君が普段言わないようなことをあの子に囁いてあげるとか」
・
・
・
YG「グンソクさん…」
マリア「なに？」
YG「いや、こっちの話だ」
グンソクさんの言う通りだ
ゴリ押しでここまでこれた
いや、まぁただの食事だけど
ただの食事だけどきっと次につながる
次につなげるんだ
YG「初期微動継続時間」
マリア「主要動」
ほーらこいつは俺の嫁だ
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唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (
レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか！？ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします！！！！ (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、１、２を争って面白いです！抜群！ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったｗｗｗ (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか！？ ダーティワークちゃんと伝わりましたよ！へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン | 作成日時：2020年1月9日 20時
