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JY「まず付き合おう。話はそれからだ」
YG「やっぱりあれですか。ご飯食べに行ったりショッピング一緒にしたりして仲良くなってから告白して付き合う感じですか」
JY「そりゃそうだ。なんでまたしょっぱなからプロポーズを？」
YG「ニート達の世話が大変すぎて…手伝ってほしいなって。そうとなれば結婚した方が早いんじゃないかって。ニート達にあおられて」
JY「働き手要因でマリアちゃんと結婚するの？」
YG「…違う」
JY「好きなんでしょ」
YG「…まぁ」
高校生の時から好きです
JY「マリアちゃんはユンギのことどう思ってるの」
YG「それが分かったら苦労しませんよ」
JY「じゃあマリアちゃんがプロポーズ断った理由って？」
YG「そう言えば…」
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マリア「あたしの事、ちゃんと知ってるの？」
YG「…まあちょっとは」
マリア「はいざんねーん。『俺がお前の事一番知ってる』って自信持って言えるようになってからプロポーズでも何でもしてくださーい」
YG「…ふん」
マリア「でもそれ以前に6人もニートいるのはちょっと無理…」
・
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・
YG「…なんてことを話した記憶が…」
JY「最後のが決定打だね」
YG「だよね」
クソ……
ニートが本当にネックだ
ネックすぎてもう…
JY「そんなにマリアちゃんと結婚したいならさ、なんでニート達を追い出さないの？」
YG「追い出せないですよ。…意外と可愛いんで、アイツら」
俺は別に嫌いじゃないんだ、ニート達
JY「…そっか〜…」
YG「あいつらがニートになったのにもそれなりの理由があると思うし、すべてを了承して受け入れた俺にも責任がある。だから『結婚したいから出ていけー』なんて言えないし、言うつもりもないです」
JY「…ユンギは律儀だな。優しい男だ」
微笑んだジヨンさんが俺の髪をいじり始めた
優しい男、か…
YG「だったら何でマリアと結婚できないんだ」
JY「わからん。でも段階飛ばしすぎ」
YG「ですよね…」
と、俺はとある風景を思い出した
俺がご飯を作りにアイツの家の前を通る時
あのキッチンの小窓から毎回決まって俺を見てくるマリア
ボケーッとしながら俺が部屋に入ってくるのを…
待ってた…？
どうして待つことができたんだ？
俺は連絡なんかしてないのに
YG「…わからん」
JY「…ユンギ、最後の手段だ」
YG「…なんです」
JY「……『既成事実』って知ってる？」
第33話 楽しければそれでよし→←第32話 既成事実って、知ってるかい？
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唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (
レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか！？ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします！！！！ (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、１、２を争って面白いです！抜群！ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったｗｗｗ (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか！？ ダーティワークちゃんと伝わりましたよ！へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン | 作成日時：2020年1月9日 20時
