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ユンギside
JY「…それにしてもさ、すっごい可愛いねあの子！」
マリアが個室から出てったのを確認しながら耳打ちしてきたジヨンさん
YG「まぁ…。あの髪色が似合うって事はそういうことですかね」
JY「俺も初めてあそこまでピンクが似合う人見たよ〜。…ホントに可愛いな〜」
……なんかすっげー嫌な予感がする
JY「ね、あの子と付き合ってないんだよね」
YG「…はい」
JY「じゃあさ…あの子の連絡先教えてよ。ね？いいでしょ？」
来た
予想的中だ
YG「…自分で聞いてくださいよ」
JY「わかった！…マリアさーん！！あのさー！！！！」
YG「お、れ、の、髪を染め直してからにしてもらっていいですかね」
JY「ぶー。わかりましたー」
今にも個室を出ていきそうな勢いのジヨンさんを呼び止めることに成功した俺
マリア「…なんです？」
お前が来るんかい
ひょこっとドアから顔を覗かせたアイツ
JY「あ。あのさー連絡先…」
YG「おい」
俺はマリアを指さした
マリア「人を指ささないでくれる？(怒)」
YG「おい」
俺はもう一度指をさしなおした
お前は黙れ
黙って俺に背を向けて出ていけ
マリア「なに偉そうに」
YG「出ていけ」
マリア「はぁ？」
YG「今すぐ」
マリア「あたし呼ばれたからここに…」
YG「出ていけ」
マリア「……ジヨンさんカーキ色でお願いします」
バタン
マリアが引っ込んでいった
これでよし
JY「もうちょっと邪魔しないでよユンギくん〜」
YG「俺は一刻も早くこの髪色を直してここを出ていきたいんですまだアイツに『昼ごはん作ってない』んで」
JY「同棲してるの！？」
YG「してません。でも最近のルーティンなんで」
JY「付き合ってないのに？」
YG「…まぁ」
JY「友達でしょ？」
YG「………はい」
JY「ただの」
YG「………」
JY「友達」
YG「…………」
ヤバいめっちゃ手汗出てきた
ジヨンさんに物凄い現実を突きつけられている
JY「だったらひとりじめなんてだめだよ〜…。俺にも告白する権利ぐらいあるでしょ？違う？」
YG「……はい」
確かにそれは事実だ
そんな俺を鏡越しに見て『ニヤッ』と笑ったジヨンさん
勝てるのか…？
勝てるのか、俺…？
鏡越しに見えるのは容姿端麗なカリスマ美容師
ましてや俺はニート飼い
JY「ああいう子は押すんじゃなくて、引くといいんだよなぁ〜」
YG「…あ？」
俺VSカリスマ美容師
FIGHT
第32話 既成事実って、知ってるかい？→←第31話 VSカリスマ美容師
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唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (
レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか！？ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします！！！！ (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、１、２を争って面白いです！抜群！ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったｗｗｗ (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか！？ ダーティワークちゃんと伝わりましたよ！へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唐辛子マン | 作成日時：2020年1月9日 20時
