頼むから見てくれ。ニート6人を飼う男が『彼氏ぶる姿』を 2

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YG「…なぁ」



リビングのソファーに隣同士で座って
お昼のテレビを見つめるあたしたち二人



マリア「ん？なあに？」



今日のお昼ご飯はパスタ
よりによって『たらこパスタ』


…いや、別によりによってないか



YG「お前俺の事見すぎな？あっち向けよ」
マリア「あぁごめん。たらこパスタかと思った」
YG「………」
マリア「ごめん頭抱えなくても…」



そんなに落ち込むなら染めなければよかったのに



YG「俺ピンク似合ってる？」
マリア「ええ？…知らんよ」
YG「は。ちょっと待て。こっち見ろちゃんと」
マリア「あのさぁ…さっきあっち向けって言ったの誰？(怒)」
YG「いいからよく見ろ。…はーやーく。俺を見ろ」
マリア「わかったわかった。…怒りマックスかよ……」



肩をぎゅんぎゅんに掴まれて向かい合わせにさせられた



マリア「……待って、髪に集中できないから早く飲み込んで。なんでこのタイミングでパスタ食べたの」
YG「おうふ…ふまんふまん(すまんすまん)」



口いっぱいにたらこパスタもぐもぐしてるユンギ
自分で向かせたくせに横向いて口に『グー』を当てて必死に飲み込もうとしてる

ほっぺパンパン



マリア「……ふふっ笑」
YG「…(怒)」



睨まれても…笑




マリア「似合ってんじゃない？」
YG「！？」
マリア「似合ってるよピンク。意外といけんじゃん」
YG「………っ……………」



手で『待って』ってされた


おお…
もぐもぐして…？





YG「んもっ………っ……」






おおおお……
飲み込んで…？






YG「ほま………っ……」






おお？
もぐもぐして…？







YG「……◎△＄♪×￥●＆％＃」
マリア「どんだけ頬張ったの！？やばくない！？」
YG「ｗｗｗｗｗｗ」




急に爆笑し始めたんですけどなに！？



YG「ンッンッンッｗｗｗｗウッｗｗｗｗｗ」
マリア「まじでなに！？意味わかんないんだけど！！」



細い目を限界まで細めたユンギ
意味わかんない両手で顔を覆って『ンッンンッン』言ってる



YG「ンオンッｗｗｗｗンッンッンッンッンッｗｗｗｗ」



足じたばたさせて大爆笑…




…まって、つｗらｗれｗるｗｗｗｗｗｗｗ




マリア「ちょっとｗｗｗ何笑ってんのｗｗｗｗ」
YG「……っ…はぁ…やーばいｗｗｗ俺似合っちゃってんの？これｗｗｗ」
マリア「よかっｗｗよかったじゃんかｗｗｗ嫌なのか嬉しいのかどっちｗｗｗ」




もうマジ意味わかんない笑

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