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キョッキョッ
マリア「!!!!」
来た!!!!
慌ててキッチンの小窓に駆け寄って外を見る
水色の髪の毛に黒のパーカーに黒のスキニーに…
YG「来てやったけど?」
マリア「………ふっふっふっ…」
YG「何笑ってんだよ」
窓越しに会話をするあたし達
シャッ、ってカーテンを閉めて外に向かうあたし
スニーカーを適当に掃いて外に飛び出す
そしたらキッチンの窓の所でスマホをいじってるユンギ
マリア「さて、行くぞ」
YG「俺が連れてくのになんで………」
マリア「…なに」
あたしの方を見て固まるユンギ
あたしの事を頭からつま先までじろじろ見つめて…
YG「……ポニーテールなんかしたら日焼けすんぞ」
あぁ、なんだそんな事か
マリア「たまにはいいの!日に当たらなさすぎても体に悪いって知ってた?」
YG「はいはいそうかよ。行くぞ」
マリア「…運転中に座席下げるぞ」
YG「死にたいならどうぞ」
マリア「それは盲点だった」
・
・
・
マリア「えっ!?意外と遠くない!?二時間!?」
ユンギの車に乗り込んでナビをいじってる手元を覗いたあたし
YG「お前知らないで俺誘ったの?」
マリア「いやノリで来るかなって…」
YG「まぁ…来ちゃった」
マリア「…ふっ笑」
呆れたように笑うユンギ
おんなじノリがいいバカでよかった
何にも言わず車を出したユンギ
ボケーッとしながら運転してる
なんか音楽とか流せばいいのに…
マリア「あ、お菓……子……」
コンビニだ
コンビニの駐車場にとまった
YG「………」
だまーって窓枠に肘をついてエンジン切ったユンギ
マリア「お前は神か」
YG「早く」
『行ってこい』って顎でされた
マリア「い〜ってきまぁ〜すっ!!!!」
YG「お前ちょっとは静かにし」
バンッ
お菓子♪
お菓子♪
チョコレート〜〜〜〜♪
手当たり次第だ
こうなったら食べきれるとかそう言う問題じゃない
今食べたいかどうかだ
マリア「……あ」
このお菓子は……
・
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・
マリア「散財ウーマン」
コンビニからこんなに荷物持って出てきたことなんて……
キョッキョッ
マリア「?」
ユンギの車の音が聞こえた方を見ると
全く違う車からおっさんが降りてきた
マリア「…老けた?」
YG「あほかこっちだ」
マリア「あぁ笑」
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唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか!?ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします!!!! (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、1、2を争って面白いです!抜群!ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったwww (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか!? ダーティワークちゃんと伝わりましたよ!へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年1月9日 20時