菅原君、7 ページ8
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「七瀬さん、今日の放課後って何か用事あったりする？」
私は思わずきょとんとする。
「いや……ないと思う。掃除当番は当たってるけど」
「あ、そうだった。でも良かった！他に用事が無いみたいで」
「……？」
ーーー
「ちょッ！菅原君！どこ行くのッ！？」
七瀬A、只今菅原君に手を引かれ廊下をダッシュ中。うわー青春、なんていう声が周りから聞こえたけど、これは決してそういうのじゃないと思う。
教室に鞄だって置きっぱなしなのに……あとで取りに行かないと。
「七瀬さんやっぱりバテないなー！
さすが中学の時にバレー部だっただけの事はある！でもまさかだったなー、七瀬さん今帰宅部だし」
「だからもう大分疲れてるわッ！ってか、本当にどこ連れてくつもり！！？」
さっきから何回もそう尋ねている。
でも彼は決まって、秘密と楽しそうに笑うんだ。
そんな菅原君はやっと、ある場所に着くと足を止めた。
「……体育館？」
「俺ら掃除で遅くなったから、もう殆ど皆揃ってると思うよ」
……皆？
何となく嫌な予感がして、一歩後ろに下がる。
菅原君は躊躇せずに戸を全開にした。
「菅原さんおーっす！」
「こんちは！！」
「おー日向、おっす」
「っあれ？菅原さん、その人は？」
3年間のうち、ここの来たのは今日が初めてだったけど。
その景色を見て、とても懐かしいと思った。
「ッ、菅原君……ここって」
驚きを隠せていないであろう私に、満面の笑みの彼。
「バレー部に決まってんべ！！
言ったら七瀬さん、面倒くさがると思ったからさ、サプライズ！」
ほんと、ビックリだよ。
【無理矢理に部活に連れて行くの、止めて下さい。】
「ってか私、来て良いの？」
「良いだろ、バレー経験者だし」
「「バレー経験者なんすか！？」」
「えっ、まぁはい」
オイオイ食いついてきたぞ。
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マカロン(プロフ) - 千尋さん» ありがとうございます！この小説もいよいよ終盤に差し掛かっていますが、可愛いスガさんは安定の予定です。 (2018年3月25日 21時) (
レス) id: cde88332f9 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - スガさんかわゆい(*´ч`*)これからもかわいいスガさんを楽しみにしてます！これからも頑張ってくださいヾ(ﾟ▽ﾟ*)>ﾌﾚｰ!!ﾌﾚｰ!!<(*ﾟ▽ﾟ)ﾂ (2018年3月25日 21時) (レス) id: 0733cf80bf (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - チアニートさん» 楽しんでもらえているのなら良かったです(o^^o)更新頑張りますね！コメントありがとうございます。 (2018年3月16日 23時) (レス) id: cde88332f9 (このIDを非表示/違反報告)
チアニート - 凄く楽しく読ませていただいてきます！！スガさん好きなので嬉しいです！！これからも更新頑張って下さい！！ (2018年3月16日 21時) (レス) id: c16991c6b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロン
| 作成日時：2018年3月14日 20時
