菅原君、16 ページ17
.
「ってちょっとッ……!?
菅原君……?」
刹那、視界が黒く染まった。
背中にきつく回されている腕。
鼻腔をくすぐる優しい匂い。
伝わってくる温かい体温。
聞こえてくるのは、速い鼓動の音。
それは一体どちらのものなのか。
もしかするとそれは_________
「ごめん……ちょっと、嬉しすぎて」
「ッ、もう」
私のものかもしれない。
【突然抱きしめるの、止めて下さい。】
「七瀬さん」
「んー……?」
「俺と、付き合って下さい」
「……どこに?」
「エッ」
本当に面白いな菅原君。
私は顔を上げた。
「冗談だよ。さすがにわかるって。
……これからよろしくね」
「あーもう本当好き」
「わッ!」
さらに腕の力が強まる。少し苦しいけど、こうされていると凄く落ち着く。
「というか、付き合って下さいって言うの遅くない?」
「だって、そういや言ってないよなーと思ってさ」
「律儀」
まあそんな所も好きだけど。
.
262人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マカロン(プロフ) - 千尋さん» ありがとうございます!この小説もいよいよ終盤に差し掛かっていますが、可愛いスガさんは安定の予定です。 (2018年3月25日 21時) (レス) id: cde88332f9 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - スガさんかわゆい(*´ч`*)これからもかわいいスガさんを楽しみにしてます!これからも頑張ってくださいヾ(゚▽゚*)>フレー!!フレー!!<(*゚▽゚)ツ (2018年3月25日 21時) (レス) id: 0733cf80bf (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - チアニートさん» 楽しんでもらえているのなら良かったです(o^^o)更新頑張りますね!コメントありがとうございます。 (2018年3月16日 23時) (レス) id: cde88332f9 (このIDを非表示/違反報告)
チアニート - 凄く楽しく読ませていただいてきます!!スガさん好きなので嬉しいです!!これからも更新頑張って下さい!! (2018年3月16日 21時) (レス) id: c16991c6b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マカロン | 作成日時:2018年3月14日 20時