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「いっ……うぅ…」




朝目が覚めて、起きあがろうとしたら腰に痛みを感じた



心なしか声も掠れているような気がする




「あ、おはようあべちゃん。身体、平気？」




手に持っていた荷物をサイドテーブルに置いて佐久間が近寄ってくる



背中に手を回して、支えながら起き上がらせてくれた




「へいき…。水ほしい」




はい、と渡された水を一気に飲み、乾ききった喉を潤す



佐久間はなんだか申し訳なさそうな表情でこちらを見ている




「昨日はがっつき過ぎた、ごめん…」


「ん、大丈夫…うれし、かったし」

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作者名：しあ | 作成日時：2023年11月18日 8時

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