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kj「いや〜、めちゃめちゃ笑ったわぁ。プリクラってこんな楽しいねんな!」
印刷されたシールを見ながら嬉しそうに語るこーじ
kj「今までずっと興味あってんけど、こんなん友達に頼めやんくてさ。しょっぴーなら撮ってくれるかなぁ…って思て」
「…やりたいこと、あんなら俺に言えよ。良いとこ知ってたら案内するし、」
照でも涼太でも佐久間でもなく、俺に言ってくれたことが嬉しい
こんなのこーじと一緒に遊ぶ口実に過ぎないけど、もっと俺を頼ってほしい
こーじは俺に突進してきて、そのまま俺を抱きしめる
kj「ありがとう!!俺、やってみたいこといっぱいあんねん!またしょっぴーのこと、頼らせてな?」
抱きついてきたことへの驚きと嬉しさが大きいけど、かなり腕に力が入ってるのか少し苦しい
「わ、わかったから…ちょっと、くるし…」
kj「おわぁ!ご、ごめんしょっぴー!!」
少し緩めるだけでよかったのに、そのまま離れて行こうとするから優しく引っ張ってこーじの体に緩く腕を回す
まだ、離れたくないから
夕方になってさっきより人少ないし、良いだろ
「離れんな…」
耳元で小さくおわ、とかえ、とかちょっと焦ってるこーじの声が聞こえるけどそんなの無視する
どれくらいの時間が経ったのか、多分ほんの十数秒しか経ってないけどものすごく長い時間に感じられた
「時間もあれだし、そろそろ帰るか」
kj「んぇ、…おん…」
2人の時間が楽しかった分、帰るのが寂しくてわざといつもよりゆっくり歩く
他愛もない会話をしながら帰路に着き、分かれ道まで一緒に帰っていく
「ん、じゃーな。花火大会、楽しみにしてるから」
kj「うん、俺も!また時間とか決めよな」
連絡する、と言って手を振りながら別々の道へ行く
チラッと後ろを振り返るとこーじの背中はもう小さくて見えなくなっていて、さっきまでの楽しい時間が嘘のように感じられる
(なんか、静かだな)
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しあ(プロフ) - バケモノさん» バケモノさんはじめまして〜!このお話がバケモノさんにささったようでとても嬉しいです!!これからの励みになります(๑˃̵ᴗ˂̵)完結までお付き合いいただけたら幸いです! (9月11日 0時) (レス) id: d600aae521 (このIDを非表示/違反報告)
バケモノ(プロフ) - はじめましてっ!もうお話を読むたびにドキドキが止まりませんっ!たまらんっ!!ってなります!このお話もうすっごくタイプなんです!更新たのしみにしてます!^^ (9月10日 16時) (レス) @page49 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - ぽんちょさん» ぽんちょさん、はじめまして。そう言っていただけて幸せです〜☺︎とても励みになります、!これからもよろしくお願いします!! (8月21日 18時) (レス) id: d600aae521 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちょ(プロフ) - はじめまして。凄く好きな作品でいつも更新楽しみにしています!これからも応援してます! (8月21日 12時) (レス) @page29 id: 009ce30ca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しあ | 作成日時:2023年7月28日 20時