ヒ ュ ー マ ノ イ ド ２ - SUGA -

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ユンギさんの隣にいたのは、



ブイくんだった。






いや、この人は








TH「僕テヒョン、よろしくね」




『よ、よろしくお願いします…』






“ブイ”ではなく、

人間のテヒョンさんだった。





なんとも茶目っ気たっぷりの笑顔で

よろしくと言って差し出してきた手を


握り返すと少し冷たかった。




ブイくんは暖かかったなあ

あれは電気が流れているからなのかな






てか待って。



この光景はマズイぞ…








YG「お前さ、わざわざ電話してこなくていいから」



TH「へへ、すいませんヒョン」





ユンギさんの隣にテヒョンさん。



シュガさんの隣にブイくん。






もうなんでこんなことになるの？


何かのドッキリ？


え？こんな偶然ある？






頭が混乱しすぎてまたボーッとしてしまった。




そんなあたしをジーッと見つめるテヒョンさん






『あ、ごめんなさい、じゃあそろそろ戻りますね』




TH「待って、Aさん」



『はい？』







戻ろうとしたらテヒョンさんが呼び止める









TH「……僕たち、

どっかで会ったことあるよね？」





………






少し沈黙になる






いや、あながち間違いではないんだけど




テヒョンさんには会ったことないわけで


あたしが会ったことあるのはブイくんだから




テヒョンさんは知らないはずだもん


てか知られたらマズイし！





『な、な、なにいってるんですか！

初めましてですよ〜』





いや動揺しすぎかよあたし！！！泣



今すぐ逃げたい…








TH「ふーん…そ？ならいっか！」





相変わらずあたしの顔をジーッと見つめて



何かを見透かすような表情を浮かべた。







『じゃあわたしはこれで…

ユンギさん先に戻ってますね…！』




YG「おう、俺もすぐ戻るわ」




TH「じゃあね〜！」






ヒラヒラと手を振るテヒョンさんに

軽くお辞儀をしてその場を去った。








いや、何なのもう…！！


てかロボットいる人たちが一緒にいたら

マズイでしょ。





そういえばロボットってなんで作られるんだっけ？





いろいろ考えてるうちに車に着いて

とりあえず車に乗り込みユンギさんを待っていた。





______






YG「なあ、知り合いだった？」


TH「いや、間違いだったみたいです」


YG「なんだそれ、じゃ俺も戻るわ

おつかれさま」


TH「ヒョンお疲れ様です！



…


A、久しぶりだったね」









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