▽おまけ ページ48
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「好きです！付き合ってください…！！」
放課後、そらるはいつも四人で集まっている屋上へと足を運んだ時タイミング良くこの言葉が聞こえてきた。初めは来るタイミングを間違えたと引き返そうとしていたが、興味本意で覗いてみれば、そらる以外の三人が集まっていたのだ。
「……なにしてんの？」
「あ！そらるさん！委員会お疲れ様です！」
「実は今、告白の練習してて〜、丁度坂田の番だったんだよ」
乙女ゲームコンテンツに転生してしまったそらる、まふまふ、うらたぬき、となりの坂田。この四人は主人公が満足行くまで恋愛をしなければ元の世界には帰れないという条件で今、学生生活を謳歌している。
そんな中、となりの坂田。が「なら、早く告っちゃった方が良くない？？」と効率重視の発言をしてきたのだ。
この世界がいやという訳ではない。寧ろ心地よいし、女の子はかわいいし、イケメンというステータスのおかげで大分楽な生活ができている。
だが、やはり現在世界の方でどうなっているかきになってしまうのだ。
「にしては、ちょっとストレート過ぎない？なんというか、面白みがないよ」
「告白に面白みを求めないで、そらるさん」
確かに、告白というのはただ伝えるだけではダメだ。シチュエーション。相手の感情。また、場所、時間帯によって大きく感情が変化するもの。
「もっもこう、あるじゃん。理想の告白というかさぁー」
「そう言うってことは、そらるさんはあるんすよねー？どんなの？」
「そりゃあ、こう、放課後の教室とかで、……」
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……
「そらるさん…！ごめんなさい、遅れちゃって」
息を切らしながら空き教室に入ってきたのは、そらるが今一番気になっているA。「平気だよ」なんて余裕な顔で笑いながら、夕日の差し込む窓の方を見つめた。
「その…、それで、お話って……？」
「あぁ、その事なんだけどね。Aちゃんが、俺に話があるんじゃないかなって」
「えっ、」
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みにとまと - 面白いです！！執筆頑張ってください！ (2021年1月5日 10時) (
レス) id: 66218cf3c4 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - 村人Aさん» はい。語尾カタカナにしたのはわざとです。この後のお話でなぜカタカナかを説明する予定でした。紛らわしいことしてすみません。 (2021年1月4日 14時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
村人A(プロフ) - まふくんの『構うんですカ』の語尾がカタカナなのはわわざとですか、？ (2021年1月4日 14時) (レス) id: 9ed63526ef (このIDを非表示/違反報告)
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