ヒメからの挑戦状 feat. 浦島坂田船 ページ5
〈 姫さまのワガママ(仮) 【提案書】 より 〉
「うらたん！南東120°の方に人影ありです！」
海を渡り続ける浦島坂田船の4人はそれぞれの目的のために手を組み航海をしていたが、それも長い年月が過ぎやがて仲間の大切さも知ってきた彼ら。
航海の途中で見つけたのはどんな財宝よりも地図よりも価値のあるもので、この4人とならどんなに険しい道でも切り裂いていけると確信に変わっていきました。
夜の見回りをしていたセンラが船長であるうらたぬきに声をかければ、すぐさま灯りがつき、人影があるという方角を見る。
「…おいおい、マジかよ、」
「うらさん、どうする！？」
周りには島がなく、だだっ広い海が広がるだけの空間で、船にも乗っていない人影を放って置くことができない彼らは海に浮かぶソレを引き上げました。
「……人、やんな？」
「うん。ただ体温が以上に低いな…、すぐに暖炉付けて温めよう」
「よう見たら体とかアザだらけじゃないですか？」
「……捨て子、とか」
重たい空気の中、坂田の腕の中で眠る人が少しづつ意識を取り戻し、重たい瞳を開きました。
〜〜〜
「その後は？ねねー、かしくんどうなるのー？」
なかなか眠りにつかないお姫様に即興で作ったお話を披露すればつまらなくて寝てしまうのではないかと考えていたがなかなかそうは行かないらしい。
というか、益々目が冴えてる感じだなぁ…。
「その子はね、海の中に住むお姫様だったんだ」
「…おひめさま？」
「そう。Aって言ってね」
「Aとおんなじ名前だー！」
「そうだよ。Aっていうのはお姫様の名前なんだ」
「Aも？」
「もちろん」
そっかー。と微笑むお姫様は話の続きが気になるようで、早く早くと急かしてくる。うーん、どうしよう。この後あんまり考えてないんだけどな…。
なんて思いながらも口はそうではないらしく、物語を綴り出す。まるで、口が意志を持っているような感覚で、自分も知らない物語。
【 もしも『あらカノ』が人魚姫で、見つかった先が『浦島坂田船』だったら 】
歌詞太郎さんの童話シリーズを、番外編感覚でちょこちょこ更新していきます。
※題材だけお借りしていますが、本来の内容とは大きく変わる場合しかありません。
※基本、ヒメちゃんが眠ったらその話の終わりだと思ってください。
※気軽に楽しくやってきますね。
@約束 なるカノちゃんとパパの話→←@告白予行練習 うらたんに恋する彼女
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こんぺいとう。(プロフ) - Mercuryさん» ツイキャスしてますよ！是非是非。お話致しましょう！メッセージ良かったです！私の方こそ、すみません。よろしくお願いします。 ワールドドミネーションは読みにくくないかな？と不安だったので、良かったです！安心しました！ (2019年6月30日 23時) (
レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury(プロフ) - えっ！ツイキャスやっているんですか！！もう見ます。はい、決めました。ワールドドミネーションすごいです。あんな発想私にはできないですよ！尊敬です！メッセージちゃんと来ました。本当にすみません。その代わり、自信作が作れるように頑張りますね！ (2019年6月30日 23時) (レス) id: 446894a455 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury(プロフ) - そうっすねぇ。戦闘シーンを見たいっていうのと、ほのぼのとした日常とか稽古シーン見たいと言っていました！！ (2019年6月9日 19時) (レス) id: 446894a455 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - Mercuryさん» お姉様から！かしこまりました……！もしかしたらvol.12の方で載せるかもしれません。シチュエーションなどのご希望はありますか？？ (2019年6月9日 9時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
Mercury(プロフ) - こんぺいとうさん！姉からのリクエストいいですか？内容は、うりゃしまさゃかたせんほ刀剣女子がみたいとのことです。いいでしょうか？ (2019年6月9日 9時) (レス) id: 446894a455 (このIDを非表示/違反報告)
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