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「A、いいこだってー」
「良かったねー。お兄ちゃんにもいい子いい子してきな」
『いい子』と言われて余程嬉しかったのか、姉に報告する小さなお姫様はふふふ。と笑う。
「かしくん、いいこねー」
「わ、ありがとー!!」
ぎゅっと苦しくない程度に包込めば、台所から見ていた姉から「親子かよ」と突っ込まれる。
「あんた、娘とか出来たら絶対嫁に出さない面倒なタイプになりそうね」
「もう既にAちゃんをやりたくない」
「親じゃないでしょ」
ケラケラと笑いながら、奥へと消える姉と話を理解していない姪っ子。
「ないしょの話?」
「うん。内緒」
「ふふふ。あんねー、Aもないしょの話ー」
耳貸してと言われて、素直に近づければ小さくて可愛い声が聞こえる。
「Aはね、かしくんと、けっこんするんだよー」
ニコニコと天使のような微笑みに歌詞太郎はノックアウト。
昼ごはんを作り終えた姉がしばらくしてから来た時には、家に来た時よりも仲が良くなっている2人が楽しそうにしていた。
╍ ╍ ╍
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陽光 - 記念小説いいですね〜。今回のとか和む〜。どのカップルも好きなんですけど、めいちゃんカップルはずっとみていたくなります。楽しいカップル素敵。どのカップルも好き!ぺいと先生も好き!やっぱりみんなすき! (2020年3月5日 13時) (携帯から) (レス) id: 17b8cf45ac (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - 湖宵さん» ありがとうございます。本来ならミニ小説にしたかったのですが、こんな形で出させて頂きました。ドキドキして頂けたのなら光栄です。 (2019年2月26日 23時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
湖宵(プロフ) - 100000hit記念の小説読みました!低クオリティーと言ってますが全然そんなことないですよ!とってもドキドキしました!これからも楽しみにしています (2019年2月26日 23時) (レス) id: 7326535de9 (このIDを非表示/違反報告)
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