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「そう言えば、アイツ知らない?」
「(き、きた!どうする、センラさん!)」
「(えぇえ!?どうもできないやろ、これ!)」
「あ!まーしぃ!センラさん!何してんのー?」
「「……(坂田ぁ!!)」」



必死で隠してたのに。もう無理だ。

全身に嫌な汗が伝う。今すぐにでも消えれるなら消してほしい。



「おぉ!坂田悪いな」
「あ、うらさんも居ったんや!全然いいよー。いい子で待っとったし」



遠回しに背の低いうらたぬきを馬鹿にしたような発言だったが、今二人に挟まれている志麻とセンラは相当居心地が悪い。



「ちょっと、さかたん!その言い方はまるで幼稚園児相手してるみたいな言い方ー」
「まるでじゃなくて、幼稚園児だろオマエ」
「な!うらたんまで酷いこと言う!」
「「………」」



完全に取り残されている。完全にないものとして扱われている気がする。…と言うか、浮気なんて絶対に違う気がしてきた。



「?なんでまーしぃ凹んでんの」
「泥沼的な展開期待してた」
「泥沼…?」



理解出来ていない3人のために、する必要もない説明を事細かく伝えれば、その場に笑いが集まる。



「いやいやいや!俺、Aちゃんタイプじゃないし、絶対無理!」
「おい。遠回しに人の彼女ディスんな」
「そうだよ、さかたん!アタシだって、それなりに魅力があるんだから!」
「へぇー。なら見せてよー」



彼女を茶化す坂田に反撃しようと一歩前に出るが、うらたぬきに腕を引かれ、胸の中に収まる。



「コイツの魅力知ってんの、俺だけでいいから」



行くぞ。と言い捨てて、二人で歩き出すカップル。

なんだか見せつけられた気分になった三人は、今すぐに彼女に会いたくなる衝動を押え、二人の後をついて行った。





╍ ╍ ╍



【サラッとカッコイイこと言ううらたさん と 誤解する志麻セン】



╍ ╍ ╍

なるせちゃんに恋する彼女→←うらたんに恋する彼女 + 浦島坂田船



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陽光 - 記念小説いいですね〜。今回のとか和む〜。どのカップルも好きなんですけど、めいちゃんカップルはずっとみていたくなります。楽しいカップル素敵。どのカップルも好き!ぺいと先生も好き!やっぱりみんなすき! (2020年3月5日 13時) (携帯から) (レス) id: 17b8cf45ac (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - 湖宵さん» ありがとうございます。本来ならミニ小説にしたかったのですが、こんな形で出させて頂きました。ドキドキして頂けたのなら光栄です。 (2019年2月26日 23時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
湖宵(プロフ) - 100000hit記念の小説読みました!低クオリティーと言ってますが全然そんなことないですよ!とってもドキドキしました!これからも楽しみにしています (2019年2月26日 23時) (レス) id: 7326535de9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺいとう。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月2日 15時

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