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「...もしかして、ユンギ？」
YG「もしかして、ほんとに覚えてない？」
...はい。
施設を出てから ソウルに出てくるまで眠ってたテープだもん。
見つけた時は こんな良い歌作ってたんだと思ってた。
それで 今風にアレンジして 自分の曲にした。
YG「...Aから頼んで来ただろ？ユンギ、曲書いたんだけど、音の付け方が分からない...って」
「...そうだっけ？」
YG「あんな天才的なコード...今聞いても凄いなと思う」
自画自賛してる？この人。
HS「...疑ったりしてごめんなさい、ヒョン」
YG「いやいや、仕方ない」
「...ごめんなさい、オッパ...」
なんて言ってみると
分かりやすく 目を丸めるユンギ。
YG「...な、なにがオ、オッパだよ」
「疑ったりしてごめんね？オッパ？」
YG「...やめろ」
どこまで無愛想なの、ユンギ。
「でも、天才だと思う。あんな曲自分が作れるわけないもん！」
HS「...いや、ほんと。耳に残る素敵な曲です」
YG「違う、Aの作詞の能力が高いんだよ。俺はそれに音を付けただけ。俺よりAの力だよ」
...褒めた。
「いつか、この曲をCDとして売ることが出来たらその時は2人の名前が載るんだね」
HS「俺それ絶対買う」
ユンギは照れ臭さそうに 鼻で笑うけど
私は 意外と 本気で言ってるんだけどな...
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作者名：MIN | 作成日時：2015年5月9日 0時
