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-39-YG ページ39

Aは 俺と同じ病院に運ばれていた。


ベッドに横になり スーッと寝息を立てている。



YG「...守ってやれなくて、ごめんっ...」



もうちょっと早く着いてれば、


こんな目に遭わずに済んだよな...





俺は 右腕を10針縫った。

Aがこんな 傷付けられたのに、

俺の怪我は この程度か。



YG「ごめん。ほんとにごめん...」




ドンドンドンドンッ...



YG「...どうぞ」


勢いよく入って来たのは ホソクだった。



HS「ヒョン...!!」


「おお...来たか」


HS「A...誰がこんなこと」


「もっと早く、あんな仕事辞めさせるべきだったんだよ...」


HS「...ヒョンも、大丈夫ですか?」


「俺はこんだけ、大丈夫」


腕を見せ 苦笑い。


HS「...俺の親友を傷付けやがって...まじで許せない」



ホソクは窓際に、

俺はAの側に座っていた。



YG「...大丈夫か」


HS「...大丈夫じゃないです。怒り狂ってます」


YG「...俺も、この行き場のない怒りをどうしたらいいもんか...」



ため息が 部屋に響く。



HS「...ヒョン、俺コーヒー買って来ますね」


YG「ああ、俺のも頼む」



ホソクは 眠気覚ましのために

財布片手に 部屋を出た。




俺も ちょっと外の空気吸うか。




立ち上がろうとした その時、



眠っていたAが 俺の腕を掴む。



「...ユンギ?」

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作者名:MIN | 作成日時:2015年5月9日 0時

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