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HS「ん？この歌詞...」
耳を疑った。
それは、
「...私の歌だよね」
彼が歌い上げる その歌は、
私が いつも歌っている歌だ。
それを ラップにアレンジしている。
「...ありえない。盗用だよね！？」
この間の事なんかどうでもいい。
これは 完全に盗用だ。
「なんなの一体。なんなの！あの人！！」
興奮する私を 必死に止めるホソク。
HS「ヒョンは盗用なんかする人じゃない！」
「いや、聞いたでしょ！？」
HS「そうだけど...ヒョンは自分で曲を作る人なのに...なんで」
私は ライブ会場の外に出た。
腹が立って 腹が立って 冬なのに 夏みたいに暑い。
HS「...A」
「ごめんホソク、私帰るね」
帰ろうとした その時。
YG「おい」
低い声で呼び止められ、
ホソクと私も 同時に振り返る。
HS「ヒョン！」
私は 自然とユンギさんの方に向かっていた。
そして 右手が彼の頬にっ...
YG「...叩かれるようなことしたか？」
彼が私の右手を掴み 寸出で止める。
「...いい加減にっ」
してよっ...
私の目に ある物が止まった。
...ん？
言葉が 詰まる。
この人
...指輪してる。
「その指輪...」
YG「...」
何も言わずに ただ目を合わせてくるユンギさん。
「なんで、私のと同じもの...これって...」
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作者名：MIN | 作成日時：2015年5月9日 0時
