Colorless. (ページ14)

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「ねぇーお腹減ったー」

急がされたため朝食はまだ。

HS「それもそうだな。俺も」

2人一致で近くのお粥のお店に。

お金がない私にはありがたく、
4000ウォンで温かくて美味しーいお粥のセットが出てくる。

私がソウルに出て来てから通っている店。

「おばさーん、来たよー」

「あら、Aちゃんとホソク君！いらっしゃい！いつものでいい？？」

HS「キムチ多めね！」

「はいはい、分かってるわよー」

5分もしないうちにお粥が運ばれて来た。

「いただきまーす！」

ここはセットのおかずも絶品。

ほんと、毎日こんなご飯が食べたい。

「ねぇ、私たちどこ行くの？今から」

HS「秘密」

「は？意味分かんない。行かないよ？教えてくれなきゃ」

HS「うーん、強いて言えばお前が好きなとこ」

「なに？海？とか？うーん、遊園地？もーなに！」

ホソクはニヤニヤしている。

怖いんだけど...

私こいつに付いて行って大丈夫...？

殺されたりしない！？

HS「大丈夫、危ないところじゃないから」

「あのさ、心読まないでくれる？」

HS「お前の顔が物語ってた。早く食え行くぞー」

今日は珍しくホソクが払ってくれた。

ホソク曰く、昨日のお詫びなんだそう。

まあ、それはありがたく奢られとこう。

うん、ホソクが悪いんだし。