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バレンタイン【特別編 2】 ページ32

やっとの事で授業も部活も終わり、今はAと2人で帰っている所

『光太郎、チョコ欲しい?』

すると突然、Aがこんなことを言った

木兎「えっ、欲しい!」

『じゃ、家おいでよ』

木兎「…えっ?」



木兎「お邪魔しまーす!
あれっ、お父さんとお母さんは?」

『お父さんとお母さん、今日も遅くて家居ないの』

木兎「そっかー」

『ま、2階上がろ?』

Aの部屋に入るのはこれで何回目だろう
何回来ても心臓がバクバクしてる

『実はね…光太郎の分のチョコ家に忘れちゃってて…』

木兎「あっ、そうなの!?!?」

『だから…はい。遅くなっちゃってごめんね』

オシャレな箱を渡される

木兎「食べていい!?」

『どーぞどーぞ』

俺は床に座り、箱を開ける
中には模様が書かれているチョコが入っていた

木兎「これなんて言うの!?」

『トリュフ』

木兎「とりゅふかぁー!いただきまーす!」

1つ口に入れる

『…どう?』

木兎「ん!すっげー美味い!!!」

俺がニカッと笑うと、Aはほっとしたような表情で笑い

『良かった』

と言った
すると、次の瞬間Aの目から涙が溢れた

木兎「えっ、えっ、どうした!?」

とりあえずAを俺の膝の上に乗っけて優しく抱きしめる

嫌だったら本気で振りほどくはずだけど、今は俺の背中に手を回している

木兎「どうした?」

落ち着いてきた時に聞いてみる

『……幸せすぎて…なんか涙出てきた』

顔を見られたくないのか、俺の肩に頭を乗せて話すA

『去年、一生懸命光太郎に作ったけど…渡せなくて、中学の時も渡せなくて……』

木兎「え、中学?同じだっけ」

『…中学の時、京治と一緒に練習試合見に行って…そこで一目惚れして…梟谷来た』

木兎「え」

信じられない話だ
つまり、Aは俺目当てで梟谷に…?

嬉しすぎてだんだんと上がる口角

『…だから言いたくなかったのにー…』

さらに耳まで赤くなったAは、もっと俺に密着する

木兎「やばー、超嬉しいんだけど…」

すると、Aは俺の方をチラッと見て

『…ニヤケすぎじゃないの』

やっとこっちを見たA

制服のスカートが少しめくれて、まだ少し涙目なAを見て俺はすっごいムラムラしてきた

木兎「A、キスしていい?」

『…どうぞ』

柔らかい唇に俺の唇を当てて、それを繰り返す。そして、舌も入れる

『っ、ん、ふ』

これ以上は身が持たないと察して、離れる


木兎「…愛してる」

これだけ伝えたかった

克服しよ? ○若干のピンク要素アリ.→←バレンタイン【特別編】



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設定タグ:ハイキュー , 木兎光太郎 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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こんぺーとー(プロフ) - 紫苑さん» いえいえ!上手く作れなかったらすみません(汗) (2018年7月26日 17時) (レス) id: e033303f11 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ありがとうございます。楽しみにしてます (2018年7月26日 11時) (レス) id: 54ac896210 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺーとー(プロフ) - 紫苑さん» リクエストありがとうございます!文化祭の方が終わったら作ります!(b・ω・)b (2018年7月26日 9時) (レス) id: e033303f11 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 髪を下ろした木兎さんにドキッとする話をお願いします。 (2018年7月25日 22時) (レス) id: 54ac896210 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぺーとー | 作成日時:2018年7月25日 11時

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