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*
｢ん、あれ。Aこんなとこに開けてたっけ。｣
シュガヒョンが俺の耳を見て驚いたように声をあげた。
｢言ってなかったですっけ？最近開けたんですよね〜｣
なんて笑いながら返すとなんとも微妙な顔をされた。開けるときにヒョンに言わなきゃいけないなんてルールはうちにはなかったはず‥
最近、俺は左耳の軟骨に穴を開けた。
特に深い意味なんてものはなく、ただ気に入ったピアスが軟骨用だったのと開けてみたことがなかったからという興味本意。
開けた今となっては気に入ったピアスも着けることができて俺としては満足なんだけどなあ。何が気にさわったのかよくわからない。
***
耳のことがあったときとはまた別の日俺は次の活動のために髪の毛を少し暗めの色から少し赤を混ぜたような明るい色に染めた。
普段あまり濃くアイラインは引かない方だけど今回のコンセプトには濃いほうが良いらしい。
メイクヌナが俺の目元にラインを引きながらAくんの髪の毛いい色ね、と誉めてくれたので結構嬉しかった。化粧が終わって少し気分がいいまま楽屋に戻る。
｢わ〜！ヒョンかっこいいですね！｣
｢なんかいつものAヒョンとちがう！｣
｢へへ、サンキュウ！俺も気に入ってる！｣
末っ子たちに言われてまたも頬が緩む。ちょうどユンギヒョンが座っている隣が空いてたのでそこに腰を下ろした。
するとヒョンは携帯を見つめていた視線をはずしこちらをちらりと一瞥してまたもどす。また俺を見ては画面に目をやって、とようはチラ見をずっとしてくる。最初の方は気にならなかったけどこうも見られると俺も気になる。
｢ヒョン？俺なんかおかしいとこあります？｣
｢‥いや別に。｣
ワア、機嫌が悪い。僕なんかしましたかね？！！？こんな雰囲気初めてですよ！泣いちゃうよ俺！？！
｢そ、そっか〜｣
とりあえず愛想笑いで誤魔化す
こういうのは触れないほうがいい。触らぬ神に祟りなしって日本のことわざがあるって俺聞いたもん。黙っとこ‥‥
と、思ってるとジニヒョンが俺に手招きをしてきた。
いまのユンギヒョンから抜け出すのはここがチャンスだ、ナイスですジニヒョン‥！タタタッ、と軽快に俺はジニヒョンのもとへ駆け寄った。
｢どうしたんですか？ヒョン｣
｢シュガのことだよ。｣
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いちご大福(プロフ) - お話とても面白いです！続き気になります！ (2019年5月19日 14時) (
レス) id: 7affabcd3a (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - ユンギが可愛い！ジョングガも可愛い皆可愛いです！メンバーから愛されてる攻め主最高です！お話も面白いです (2018年4月5日 13時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - 見させて貰ってます！良かったらバンタンの紅一点小説を書いてくれませんか？ (2018年2月23日 7時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ボン(プロフ) - なつみかんさん» ありがとうございます〜（＾＾）書きなぐってるような話が多々あるなかそう言って頂けてすごく嬉しいです。更新頑張りますね！コメントありがとうございました（//) (2018年2月19日 22時) (レス) id: bb3c19423a (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - はじめまして。主人公のタイプも話の内容もドストライクで最新話までイッキ読みしちゃいました！続きが気になって気になって仕方が無いです！更新頑張ってください！まってます！ (2018年2月18日 4時) (レス) id: d9d05ea267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ボン | 作成日時：2015年3月18日 16時
